SFC修行⑱ ~2017年 SFC修行まとめ:全行程・費用・PP単価など振り返り~

4月から始めたSFC修行が無事終了し、プラチナステータスになりました。

今回は、全行程をまとめながら、修行を振り返ってみたいと思います。

 

 

SFC修行とは?

2017年、何年も前からの悲願だったANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)取得に挑戦しました。

スーパーフライヤーズを取得するとANAの上級会員として、

  • 特典航空券の優先枠(ビジネスクラスが取り易くなる)
  • ANAラウンジの利用(ドリンク、フード、シャワーなどすべて無料)
  • 専用保安検査場(大行列に並ぶことがなくなる)
  • 国際線プレミアムエコノミー無料アップグレード
  • 手荷物許容量の増加 etc…

さらにスターアライアンスゴールドメンバーとして世界各国の空港ラウンジを利用できるなど多くの特典を受けることができます。

しかも1度スーパーフライヤーズになるとその権利が生涯続く上に、家族カードを発行すれば家族の誰もがその権利を手にすることができるのでファミリーでラウンジを利用することも可能です。

魅力いっぱいのスーパーフライヤーズカード(SFC)ですが、その発行条件である「ANAのプラチナステータス」になるには、かなりの回数あるいは距離の搭乗を重ねなければならず、出張で飛び回っている人でない限り、到達できません。

そこで、スーパーフライヤーズカードを“GETするために”飛行機に乗りまくる人達が現れました。

そして、その行為のことを「SFC修行」、その人達のことは「修行僧」と呼ばれるようになりました。

私もその仲間ということになります。

スーパーフライヤーズカードについて詳しくはこちら↓

スーパーフライヤーズカードのすべて ~カード比較・年会費・特典・家族会員・審査~

2018.04.09

 

5万PP達成までの全行程

冒頭の通り、SFC修行の結果、スーパーフライヤーズカード発行の条件であるプラチナステータスを達成(プレミアムポイント5万獲得)することができました。

こちらがその全フライトです。

【スマホでご覧の方へ】 この表はスワイプが可能です。また端末を横にすると表全体をご覧頂けます。

日付 出発空港 / 出発時刻 到着空港 / 到着時刻 便名 チケット 獲得PP 記事
5/2(火) 羽田 / 6:40 那覇 / 9:20 ANA993 プレミアム旅割28 2,860 詳細
那覇 / 11:25 羽田 / 13:50 ANA462 プレミアム旅割28 2,860
6/4(日) 中部 / 8:40 那覇 / 10:55 ANA301 プレミアム旅割28 2,422 詳細
那覇 / 12:20 成田 / 15:00 ANA2158 プレミアム旅割28 2,860
8/24(木) 羽田 / 22:55 那覇 / 1:35 NH999 プレミアム旅割28 2,860 詳細
8/25(金) 那覇 / 3:35 羽田 / 5:55 NH1000 エコノミー 1,968
8/26(土) 羽田 / 0:20 シンガポール / 6:20 NH843 エコノミー(V) 2,484 詳細
シンガポール / 9:10 クアラルンプール / 10:10 AK702 エコノミー 0 詳細
8/27(日) クアラルンプール / 14:15 羽田 / 22:15 NH886 ビジネス(Z) 6,658 詳細
9/9(土) 羽田 / 6:20 石垣 / 9:10 NH089 エコノミー 2,448 詳細
石垣 / 15:10 羽田 / 18:05 NH092 エコノミー 2,448
10/6(金) 羽田 / 23:30 クアラルンプール / 6:00 NH885 ビジネス(Z) 6,658 詳細
10/7(土) クアラルンプール / 7:45 デンパサール(バリ) / 10:45 XT853 エコノミー 0
10/8(日) デンパサール(バリ) / 20:40 シンガポール / 23:15 KL0836 エコノミー 0 詳細
10/9(月) シンガポール / 6:00 成田 / 14:10 NH802 エコノミー(S) 2,484
羽田 / 17:15 那覇 / 19:50 NH1097 エコノミー 1,968
那覇 / 20:40 羽田 / 23:00 NH478 プレミアム株主優待 2,860
10/21(土) 羽田 / 17:35 中部 / 18:40 ANA85 特割1(エコノミー) 689 詳細
11/12(日) 羽田 / 10:35 那覇 / 13:30 ANA469 プレミアム旅割28 2,860 詳細
那覇 / 19:20 羽田 / 21:35 ANA476 プレミアム旅割28 2,860
修行実績

通算フライト数: 17レグ ※PP積算対象便のみ

総プレミアムポイント数: 50,247

すべてANAの便でPPを獲得しました。

全搭乗券(国内線はスキップサービス利用のため搭乗案内)を集めてみました。

本当にたくさん乗りました。

そして、様々な修行の記録もまとめてみました。

修行記録

総フライト時間: 67時間10分

国内線エコノミークラス搭乗回数: 5回

国内線プレミアムクラス搭乗回数: 8回

国際線ビジネスクラス搭乗回数: 2回

国際線エコノミークラス搭乗回数: 2回

総修行日数: 13日

ホテル泊: 2泊

機内泊: 2回

空港泊: 4回

訪問地: 那覇、石垣、名古屋、シンガポール、クアラルンプール、バリ

空港ラウンジ利用回数: 26回

フライト時間だけで計3日近く、空港での待ち時間や空港までの往復の時間もありますし、計画段階でも、フライトを決めたり、予約したり、特に海外に行く場合は現地での移動方法や過ごし方などを調べたり、荷物の準備をしたりと、相当の時間を修行に費やしたと思います。

時間は使いましたが、体力的には意外と問題なく、体調不良を除けばつらいと感じることは全くありませんでした。

むしろ修行最終日は「もっと飛びたい、ずっと修行が続いたらいいのに」と、寂しい気持ちになったぐらいです。

SFC修行は楽しい修行です!

 

 

楽しかったことBEST5

というわけで、SFC修行を通じて楽しかったことをランキングにしてみました。

 

5位:ルートを検討している時

SFC修行をすると決めて最初に楽しかったのは、意外にもプラチナ達成までのルートを考えている時です。

ANAの便だけでも路線、時間帯、座席クラスなど選択肢は多数ありますが、5万プレミアムポイントの内2.5万まではANA以外に乗ってもいいので、達成までの組み合わせは無限になります。

その中からどのルートで行くと安いのか、あるいは楽しそうなのかといったことを考えるのが、ゲームの攻略のような感じでとても楽しかったです。

SFC修行① ~2017年 SFC修行はじめます~

2017.06.23

SFC修行⑤ ~最短・最安のデメリット、海外発券の国際線ビジネスクラスのメリット~

2017.07.22

 

4位:観光

修行の中で、初めて訪れた国・地域もありました。

シンガポール、クアラルンプール、石垣島、バリ島です。

家族を家に残しての修行ということで、開始当初はあまり観光するつもりはありませんでした。

しかし、いざ始めてみると、「何もせずに帰ってくるのはもったいない!」と感じ、各国少しだけ時間を確保して、観光をしてきました。

クアラルンプールではペトロナスツインタワー、石垣島では川平湾、バリ島ではウルワツやウブドなどを訪れました。

本当に弾丸でしたが、それぞれ貴重な体験ができました。

SFC修行⑩ ~クアラルンプール観光:ペトロナスツインタワーetc~

2017.10.04

SFC修行⑫ ~石垣島タッチ修行:滞在6時間でできたこと~

2017.11.16

SFC修行⑭ ~バリ旅行2:バリ島は自然豊かな絶景の島でした~

2017.12.02

 

3位:空港

3位は、ちょっとマニアックな「空港」。

元々飛行機という存在が好きだったのもあって、毎回とてもワクワクしながら空港に向かいました。

空港に着いてからもすごく楽しかったです。

羽田空港国際線ターミナルは展望デッキから駐機中の機材や着陸を見ることができるので、特に前泊の日はかなり長い時間見入ってました。

同じく羽田空港国際線ターミナルの各国航空会社の模型の展示も楽しかったです。

修行中に勉強した甲斐もあって、外観からなんとなく機種がわかるようにもなりました。

機種がわかるようになると、海外の空港で日本で見られない機種を見た時はすごくテンションが上がりました。

それと、シンガポールのチャンギ空港は凄かったです。

スケールもデカい上に、乗り継ぎの際にターミナル移動をしても手荷物を受け取る必要はないし、ラウンジのクオリティは高いし、映画館まであるらしいです。

SFC修行⑦ ~羽田空港国際線ターミナル&ANAシンガポール線(深夜便)搭乗記~

2017.09.13

SFC修行⑧ ~シンガポール・チャンギ空港でエアアジア(LCC)乗り継ぎ~

2017.09.20

 

2位:空港ラウンジ

修行中は空港のラウンジをたくさん利用しました。

数えてみるとなんと26回!

空港ラウンジには、

  • クレジットカードのゴールドカードなどで入れる国内空港のラウンジ
  • 航空会社運営のラウンジ
  • プライオリティパスなどで入れる海外の空港ラウンジ

に大別されますが、それぞれ以下の方法で利用しました。

一般的な利用手段 自分が利用した手段
航空会社ラウンジ ビジネスクラス・ファーストクラス搭乗

航空会社や航空アライアンスの上級会員

ビジネスクラス搭乗時

国内線プレミアムクラス搭乗時

国内空港ラウンジ ゴールドカード以上のクレジットカード提示 ANA VISAゴールドカード

SPGアメックス

海外空港ラウンジ プライオリティパス提示

ラウンジキー提示

ダイナースカード提示

MUFGプラチナアメックスで

無料発行したプライオリティパス

MUFGアメックスプラチナカードについて詳しくはこちら↓

MUFGプラチナアメックスのメリット・デメリット ~特典・ラウンジ・保険・家族会員など~

2018.06.13

これまでゴールドカードで入れる国内空港ラウンジを利用したことはありましたが、それ以外のラウンジはほとんど利用したことがありませんでした。

ANAラウンジについては後述するとして、驚いたのは海外空港ラウンジのクオリティの高さ!

ANAラウンジのような、ゆったりしたシート、料理やアルコール、シャワールームなどがあり、それだけで空港滞在が楽しくなりましたし、シンガポールのチャンギ空港ではトランジットホテル代わりにも利用させて頂きました。

SFC修行⑬ ~バリ旅行1:ANAビジネスクラス→エアアジア乗り継ぎ in KLIA~

2017.11.30

SFC修行⑮ ~バリ旅行3:プライオリティパスでチャンギ空港のラウンジを満喫~

2017.12.02

SFC修行③ ~中部国際空港(セントレア) プレミアムラウンジ体験(ブログ)~

2017.06.23

羽田空港国際線ラウンジ SKY LOUNGE / SKY LOUNGE ANNEX(シャワーあり)

2017.09.07

SFC修行⑯ ~羽田空港のPOWER LOUNGEを利用してみました~

2017.12.04

 

1位:機内体験

楽しかったこと1位は機内での体験です!

この修行で国内線プレミアムクラスに8回、国際線ビジネスクラスに2回搭乗しました。

プレミアムクラスは、専用保安検査場、ANAラウンジ、優先搭乗、広々シート、機内食・アルコール付き、CAのきめ細かいサービス。

ビジネスクラスは、専用チェックインカウンター、入国審査の優先レーン、ANAラウンジ、優先搭乗、広々シート、充実の機内食とアルコール、CAのきめ細かいサービス。

というのがざっくりした内容です。

今までは「エコノミークラスで充分」と思ってましたが、体験してわかる上位クラスの良さ。

というよりも、ビジネスクラス・プレミアムクラスは天国、エコノミークラスは地獄という認識に変わりました。

修行であまり疲労を感じなかったのも、エコノミークラスに乗ることが少なかったからだと思います。

CAさんとのコミュニケーションがしっかりとれるのも良かったです。

SFC修行② ~初OKAタッチ&プレミアムクラス搭乗~

2017.06.23

SFC修行⑪ ~ANAビジネスクラス搭乗記:クアラルンプール→羽田~

2017.11.15

 

費用は全部でいくら掛かった?

修行に使った全費用を計算してみました。

内訳 金額
航空券(運賃) ¥473,744
交通費 ¥12,478
飲食代 ¥13,451
現地滞在費 ¥11,064
観光費 ¥24,193
お土産代 ¥23,765
運賃以外合計 ¥84,952
全合計 ¥558,696

航空券の購入費用は473,744円でPP単価は9.43円でした。

他の方と比較して決して安くはないですが、高くもない金額だと思います。

ただし、ほとんどを↓の方法で貯めたマイルをSKYコインに変えているため、実際使った現金は数万円でした。

2019年版新ソラチカルート(LINEルート)を解説!年間21.6万マイルを生み出すソラチカルートとは?

2019.03.27

運賃以外にも意外とコストが掛かかりました。

飲食代は前述の空港ラウンジの利用によってかなり抑えられたと思いますが、ホテル宿泊を伴う観光をしたり、あるいは家族へのお土産で結構いきました。

この辺りは個人差が出そうですね。

 

 

修行して気付いたこと・学んだこと

実際に修行してみて気付く色々なことをまとめてみました。

 

OKAタッチはすぐに飽きる

那覇空港まで飛んですぐに帰る修行のことをOKAタッチと言います。

私自身最初の2回これをやりましたが、すぐに飽きてしまいました。

せっかく南の島沖縄まで来ているのに空港から出ない(出られない)ことがストレスになってしまいます。

どこに行くにせよ、極力観光や何かしら目的を作って行った方が修行が楽しくなると思います。

SFC修行③ ~中部国際空港(セントレア) プレミアムラウンジ体験(ブログ)~

2017.06.23

 

国内線のANAラウンジは大したことない

以前、成田空港(国際線)のANAラウンジを利用した時にはすごく楽しかった記憶があったのですが、修行を始めるまで国内線のANAラウンジは利用したことがありませんでした。

修行中、国内線ANAラウンジを利用する機会が何度もありましたが、そのメリットは「冷えたグラスで生ビールが飲める」ぐらいかなというのが素直な感想です。

国内線ANAラウンジにはスナック菓子1種類があるだけで軽食はありません。

ゴールドカードで利用できる空港ラウンジでも、パソコン作業はできるし、ソフトドリンクもあります。

羽田空港のPOWER LOUNGEのコーヒーはANAラウンジよりも美味しいです。

ANAラウンジはお金を払えば利用できるので、「ラウンジを利用したい」という目的だけでスーパーフライヤーズを目指すのはキケンだと思います。

SFC修行② ~初OKAタッチ&プレミアムクラス搭乗~

2017.06.23

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2017.06.23

 

ビジネスクラスのシートは格差が激しい

これまでほとんど縁のなかったビジネスクラスに乗る機会がありました。

同じ路線の往復で乗ったのですが、たまたま機材が違ったことでそのシートの違いを体験できました。

こちらがB787-9のスタッガードシート。

シートが完全にフルフラットになる上、前後の座席と互い違いに、しかも全席通路に直結するレイアウトになっています。

ANAビジネスクラスで最も良いシートです。

そして、こちらがB787-8のクレイドルシート

エコノミークラスの座席をそのまま大きく、広くしたシートです。

スタッガードのような個室感はなく、窓側の人がトイレに行く時は通路側の人の足を跨ぐ必要があります。

B787-8でもスタッガードシートの機材もあるようですので、一概に機種でシートタイプが決まるわけでもありません。

シートタイプは予約時点で確認可能ですので、同一路線で複数の便が飛んでいる場合は機材を気にしてみると旅がより快適になると思います。(機材変更で希望が叶わない可能性はありますが)

SFC修行⑪ ~ANAビジネスクラス搭乗記:クアラルンプール→羽田~

2017.11.15

SFC修行⑬ ~バリ旅行1:ANAビジネスクラス→エアアジア乗り継ぎ in KLIA~

2017.11.30

 

LCCを利用する際は注意が必要

近年、利用者も路線もどんどん増えているLCC。

とにかく運賃が安いです。

シンガポールからクアラルンプールに飛んだり、クアラルンプールからバリに飛んだりしましたが、お値段なんと6,000円程度。

ですが、実際に利用してみると安いが故の注意点が見えてきました。

  • 予約キャンセルしても払ったお金は戻ってこない(運賃が安いですから)
  • エアアジアのチェックインは出発1時間前(WEBで事前にチェックイン可能だけど手荷物を預ける場合は早めにカウンターに)
  • 乗り継ぎには3時間以上の余裕が欲しい(特にターミナル移動が伴う場合)
  • 出発が遅れるのは当たり前(1機材当たりの収益を上げるべくフル稼働させてるので運航スケジュールに余裕がない)
  • エアアジアは機内がめちゃくちゃ寒い(オールシーズンダウンジャケット必須)
  • ガイダンスが適当(無言で搭乗口を変更してた)

LCCに乗ってわかるANAのサービスや定時就航率の高さ。

SFC修行⑧ ~シンガポール・チャンギ空港でエアアジア(LCC)乗り継ぎ~

2017.09.20

SFC修行⑬ ~バリ旅行1:ANAビジネスクラス→エアアジア乗り継ぎ in KLIA~

2017.11.30

 

遅延する時は遅延する

定時就航率が高いANAですが、それでも遅れる時は遅れます。

遅れる理由は、天候不良、機材トラブルなど様々あります。

また、予定通り出発してもトラブルに見舞われて到着空港が替わってしまうこと(ダイバート)もありますし、そもそも予定した便が欠航になる可能性もあります。

ANAの定時運航率は、

国内線 89.23%

※国土交通省「特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係る情報」,2016年度
※出発予定時刻より15分以内に出発した便のこと

国際線 85.54%

※FlightStats社調べ,2016年
※定刻に対して遅延15分未満に到着した便の全体に占める比率

となっており、国内線は4位、国際線は8位という高水準です。

数値から、理論的には国内線は約9本に1本、国際線は約6本に1本が15分以上遅れるということになります。

SFC修行では少なくとも10数回は搭乗しますので、確率的に平均2回ぐらいは遅延に合うということになりますし、1度も遅延に合わないという方は10人に1人か2人というレベルです。

今回の修行ではほとんど予定通りに運航されましたが、1回だけ羽田⇄那覇の便が30分程遅れて、終電を逃しそうになる事件がありました。

それも結局間に合ったので大きな問題にはならなかったのですが、やはり遅延は避けられないことなのだと認識しました。

修行のルートを考える上では以下の点に注意した方が良さそうです。

  • 乗り継ぎがある場合は余裕を持ったスケジュールにする
  • 成田-羽田の乗り継ぎは最低3時間空ける
  • 乗り継ぎがあるチケットは極力1枚で取る(別切りで予約しない)
  • 乗り継ぎの場合、払い戻し不可or手数料が高いチケット(プレミアム旅割28やSuper Value Plusなど)は極力避ける
  • プラチナ達成までのスケジュールに余裕を持たせる

SFC修行⑮ ~バリ旅行3:プライオリティパスでチャンギ空港のラウンジを満喫~

2017.12.02

SFC修行⑤ ~最短・最安のデメリット、海外発券の国際線ビジネスクラスのメリット~

2017.07.22

 

ケチケチするより楽しんだ方がいい

SFC修行には結構なコストが必要になります。

私も運賃だけで47万円かかりました。

費用はできるだけ抑えたいところですが、頑張って切り詰めても30万円弱は必要になります。

切り詰めた場合は、毎回エコノミークラスですし、フライト時間も増えます。

お金だけじゃなくて、事前の準備なども含めてとにかく手間と時間がかかります。

一生に一回だけのことですから、少し予算を増やして、快適な旅、ちょっと贅沢な旅にした方が良いと思いました。

 

体調管理は大事

ものすごく当たり前のことなんですが、やっぱり体調管理は大事です。

後半は毎回修行の直前で体調を崩してしまい、ユンケルでなんとかごまかしながら飛ぶ、という日が続きました。

修行には体力がいりますし、あまりに高熱だと入国審査でひっかかるかもしれません。

体調が悪いと、なによりも自分が楽しめません。

日頃の体調管理の大切さを痛感しました。

 

家族の理解

妻帯者としては、家族の理解は非常に大切です。

修行を始める時に妻にその目的とメリットをプレゼンし、了承を得ました。

しかし、実際に始めると、自分がいない間の育児や家事のすべてが妻にかかってくる上、その日数が案外多いという現実がやってきます。

私も「また行くの?」「まだ行かないといけないの?」と何度か突っ込みを受けました。

事実、当初OKAタッチのみで達成するつもりでしたが、方針変更で海外に行くことにしたために、少し日数が増えました。

そんな状況でも、明るく送り出してくれた妻には感謝しかありません。

今後、(取り易くなった)特典航空券という形でしっかりと恩返しをしたいと思います。

 

プラチナ取得、そしてスーパーフライヤーズカード発行へ

そんなこんなで、プラチナステータス(事前サービス)を獲得し、スーパーフライヤーズカード発行申請をしました。

既に様々なプラチナ特典を受けられるのですが、普段飛行機を利用する機会のないわたしには今のところ何ら影響はありませんw

しかし、プラチナ特典のひとつである「特典航空券の優先枠」についてはWEBで検索している限り、これまでとは明らかに空席の数が異なることが確認できています。

プラチナとスーパーフライヤーズの優先枠は同じのようですので、制度変更がない限り、これまでより予約が取り易そうです。

詳しくはまた別途お伝えできればと思いますが、今後の家族旅行が楽しみです。

スーパーフライヤーズカードのすべて ~カード比較・年会費・特典・家族会員・審査~

2018.04.09

 

終わりに

色々書いてしまいましたが、とにかくSFC修行は楽しかったです!

そして大きなトラブルもなく、無事終えることができて安心しています。

修行を通じて、今まで以上に飛行機のことが好きになりましたし、空港での楽しみも増えました。

もっともっと乗りたいですが、コストの問題、時間の問題もあるので、今後は家族旅行でしか乗らなくなると思います。

と思うと一層寂しい気もしますが、元々の目的は家族旅行の特典航空券を取り易くするためですから、割り切って考えるしかありません。

(最近JALにも興味が湧いてきて、その話しを妻にすると、「JALの修行はダメ、要らない」と釘を刺されております。)

修行のためにそれまで貯めたマイルは7月に使い切ってしまいましたが、その後も↓のおかげで順調に増加し、ファミリー合算で約20万マイル貯まっています。

2019年版新ソラチカルート(LINEルート)を解説!年間21.6万マイルを生み出すソラチカルートとは?

2019.03.27

既に家族3人、ビジネスクラスでハワイいける状態に。

諸般の事情で行けるのはまだ少し先になりそうですが、今から楽しみで仕方ありません。

以上、SFC修行最終回でした。

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