MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(以降、MUFGプラチナアメックス)というクレジットカードがあります。
MUFGプラチナアメックスの年会費は21,600円(税込)、しかも家族会員も1人目まで無料と比較的リーズナブルです。
安価ながら付帯される特典(ベネフィット)がめちゃくちゃ充実しています。
- 裏技使用でマイル還元率が常時最大2.4%
- プライオリティパスのプレステージ会員が無料付帯&家族会員も無料
- 海外旅行時、手荷物の宅配が1個往復無料&コート預かりも無料(家族会員も無料)
- 充実の国内・海外旅行傷害保険(自動付帯&家族特約、デュアルスタイルのフル活用で補償額3倍)
- コンシェルジュサービス
- 高級レストランのコース料理が1名無料(2名以上利用時)
- ホテルの会員特別料金での利用
特に国内・海外旅行問わず旅行好きの夫婦、家族に嬉しい特典が満載です。
さらに、ある方法で入会すると初年度の年会費を無料にすることが可能です。
今回は、MUFGプラチナアメックスを詳しく紹介したいと思います。
Contents
MUFGプラチナアメックスとは?
基本スペック
まずはMUFGプラチナアメックスの基本スペックです。
カード名 | MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード |
---|---|
カード発行会社 | 三菱UFJニコス |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
カード利用枠 | 50~500万円 |
年会費 | 本会員 21,600円(税込) ※年会費割引あり 家族会員 3,240円(税込) ※家族会員1人目は無料 |
入会資格 | 原則として20才以上で本人に安定した収入のある方(学生を除く) 家族会員は配偶者・親・子供(高校生を除く18才以上) |
電子マネー対応 | 無し |
ApplePay対応 | 非対応 |
チャージ対応 | 楽天Edy、モバイルSuica ※ポイント付与無し |
ETCカード | 無料 |
追加可能カード |
|
ポイント還元 | 毎月の決済額1000円毎に1ポイント(グローバルポイント)
キャッシュバック:1ポイント=4円 マイル移行:1ポイント=8マイル 以下のボーナスポイント制度
|
ポイント有効期限 | 獲得月から3年後の15日 |
ショッピング保険 | 補償期間:購入日から90日間 年間補償限度額:300万円 自己負担額:1事故につき3,000円 |
最大の特徴は、家族カードが1枚まで無料で発行でき、後ほど紹介するプライオリティ・パスを家族会員も無料で発行できるなど、充実した特典が受けられる点です。
MUFGプラチナアメックスはプラチナカードですが、入会のハードルはそれほど高くありません。
20歳以上で安定収入があれば、高年収でなくても審査に通過できる可能性があります。
カード本体は電子マネーには対応しておらず、Apple Payも利用できません。
また、nanacoへのクレジットチャージも不可、モバイルSuicaと楽天Edyへのチャージは可能ですがポイントは付与されません。
貯めたポイントは1ポイント=4円でカード請求額から差し引かれるキャッシュバックや他のポイントサービスへのポイントへの交換、あるいはマイルへの交換が可能です。
キャッシュバックやポイント交換はレートが低くあまりオススメできず、後述するマイルへの交換がオススメです。
デュアルスタイルとは?
デュアルスタイルと言って、アメックスブランドの本カードと別にVISA、MasterCard、JCBブランドのカードも一緒に持つことが可能です。
発行されるのは「MUFGカード・ゴールドプレステージ」というカードで、全3ブランド同時に持つことも可能です。
デュアルスタイルの年会費は、本会員は1枚追加毎に2,160円(初年度は無料)、家族会員は無料です。(家族会員にも自動的に発行されます)
後述の楽Payによる割引適用で本会員の年会費を半額(1,080円)にできます。
デュアルスタイルによって、VISAやMasterCard、JCBにしか加盟していない店舗での決済が可能になることに加えて、ポイント還元率アップ、旅行保険の補償額合算といったメリットがあります。
デュアルスタイルのカード発行の際は、カード会社の審査はありません。
ショッピング利用枠は本カードであるMUFGアメックスプラチナと同一枠、請求は本カードに一本化されます。(ポイントは各カード毎に付与されます)
マイルがたくさん貯まる
MUFGプラチナアメックスは工夫次第でマイルがガンガン貯まるカードです。
特にある裏技を利用した場合は、1,000円の決済毎に24マイル、マイル還元率2.4%という驚愕的な数字をたたき出します。
マイレージプログラム
MUFGプラチナアメックスの基本ポイントは、毎月の請求時1,000円毎に1ポイント(グローバルポイント)です。
グローバルポイントはキャッシュバックや他のポイントに交換することができますが、1ポイント=最大4円分の価値しかなく、還元率は高くありません。
グローバルポイントはマイルにも交換可能です。
航空会社名 | 交換レート | 移行上限/回 | 移行手数料 | 参加費 |
---|---|---|---|---|
日本航空(JAL) | 1ポイント=8マイル | 15,200マイル | 6,480円/回 | 3,240円/年 |
シンガポール航空 | 上限無し | |||
大韓航空 | 30,400マイル |
対応している航空会社の数は少ないですが、1ポイント=8マイルという高いレートで交換が可能です。
移行手数料はポイントからマイルへの交換1回当たりに必要な費用、3,240円/年の参加費はマイレージプログラムへの参加に必要な年会費です。(マイルに交換する年だけ入会することも可能)
JAL、大韓航空の場合は1回の移行で交換可能なポイント数に上限が設定されています。
JALの場合は1回当たり15,200マイル(1,900ポイント)が上限で、移行手数料として6,480円が必要になります。
つまり、3,750ポイントを使って30,000マイルに交換する場合、移行手数料は12,960円(移行2回分)が必要です。
シンガポール航空のマイル(クリスフライヤー)に交換する場合は移行上限がありませんので、同じ30,000マイルを交換する場合の移行手数料が6,480円で済みますし、さらに多くのマイルの移行も同じ手数料でできます。
この点でJALよりもシンガポール航空の方がお得ではありますが、一般的にJALのマイルはフライト以外で貯めづらいため、「多少コストをかけてでもJALマイルをハイペースで貯めたい」という方には最適なカードです。
JAL、シンガポール航空のマイルの説明やマイル還元率アップの裏技をこちらの記事↓で紹介しています。
※この方法以外でJALマイルを貯めやすいのはJALカードまたはSPGアメックスです
ちなみに、クリスフライヤーの特典航空券は
- 燃油サーチャージかからない
- 片道発券が可能
- 5人まで家族・知人に譲渡可能
- 比較的特典航空券が取りやすい
という特徴があります。
JALの特典航空券は燃油サーチャージがかかるものの、片道発券が可能ですし、比較的取り易いです。
マイル還元率をアップさせる様々なプログラム
1ポイント=8マイルに交換できるとはいえ、通常のショッピング利用時は1,000円で1ポイントですので、マイル還元率は0.8%にしかなりません。
しかし、様々なプログラムを駆使することでマイル還元率をアップできます。
MUFGプラチナアメックスに入会してから1年間は国内でのカード利用時、1,000円で1.5ポイントになります。
1年間のカード利用額に応じて、翌年のカード利用時のポイントがUPします。
グローバルPLUS50:100万円以上利用で翌年50%加算(1,000円で1.5ポイント)
グローバルPLUS20:50万円以上~100万円未満利用で翌年20%加算(1,000円で1.2ポイント)
ファイブスターメンバーになると1年間のカード利用額に応じて翌年にボーナスポイントが付与されます。
プレミアムBONUS20:100万円以上利用で前年のカード利用基本ポイントの20%を付与
プレミアムBONUS10:50万円以上100万円未満利用で前年のカード利用基本ポイントの10%を付与
※ファイブスターメンバーになるには年会費支払いまたは年間50万円以上カード利用でひとつ貯まる★を5つ集める必要があります。(最短3年目以降に適用)
予め設定したアニバーサリー月にカードを利用すると、1,000円あたり2ポイントが付与されます。
アニバーサリー月は希望の月の指定が可能です。(入会後の変更も可能)
海外でカードを利用すると、1,000円あたり2ポイントが付与されます。
デュアルスタイルでMUFGカード・ゴールドプレステージを発行すると、MUFGプラチナアメックスのカード利用時のポイントがUPします。(つまりVISA、MasterCard、JCBでの決済時は対象外)
国内利用時は1,000円毎に1.5ポイント、海外利用時は1,000円毎に2ポイント。
さらに初めてデュアルスタイル発行した時は入会後3ヶ月間は1,000円につき3ポイント(3倍)になります。
ただし、デュアルスタイルの場合はグローバルPLUS適用対象外になります。
あまりにたくさんあってわかりづらいと思いますので、各条件ごとにマイル還元率を計算してみました。
カード保有状況 | 年間利用額 | 通常月 | アニバーサリー月 | ||
---|---|---|---|---|---|
国内利用 | 海外利用 | 国内利用 | 海外利用 | ||
非デュアル | 初年度 | 1.2% | 1.6% | 2% | 2.4% |
50~100万円/年未満(3年目以降) | 1.04% | 1.84% | 1.84% | 2.64% | |
100万円/年以上(3年目以降) | 1.36% | 2.16% | 2.16% | 2.96% | |
デュアルスタイル | 入会後3ヶ月 | 2.4% | 2.4% | 3.2% | 3.2% |
3ヶ月目以降 | 1.2% | 1.6% | 2% | 2.4% | |
100万円/年以上(3年目以降) | 1.36% | 1.76% | 2.16% | 2.4% |
※デュアルスタイルの際はグローバルPLUS50・グローバルPLUS20は対象外
海外とアニバーサリー月の利用時はいずれも高い還元率になります。
特筆すべきはデュアルスタイルに初めて入会してから3ヶ月間続くポイント3倍期間、マイル還元率2.4%、アニバーサリー月に重なると3.2%という驚異的な還元率になります。
後ほど紹介するMUFGプラチナアメックス入会時のサンクスプレゼントキャンペーンと併せると一気に数万マイルをGETできる鬼熱ボーナスタイムになります。
ちなみに、デュアルスタイルでのポイント3倍期間は入会した日から3ヶ月後の月末までですので、月のはじめに入会した方が長い期間メリットを受けられます。
ただし、入会日は自分では決められませんので狙い過ぎ要注意です。(カード到着は申し込みから2~3週間、入会日は到着よりも少し前)
さらに、デュアルスタイルの発行申請の前に、指定用紙の郵送を依頼する必要があり、これが1週間から10日かかります。
ので、大量ポイントの獲得を狙う場合はゆとりを持って手続きを進める必要があります。
マイル還元率を常時2.4%にする裏技
上の表で、条件次第でマイル還元率が高くなるのがお分かり頂けたかと思います。
ただ条件が多く、分かりづらい部分も多いかと思います。
実はDCカードが発行する「Jizile(ジザイル)」というクレジットカードと組み合わせることにより、マイル還元率を常時2.4%にすることが可能です。
常時2.4%ですので、デュアルスタイル入会後3ヶ月以内+アニバーサリー月のマイル還元率3.2%などの一部条件を除いて、こちらの方法がお得ということになります。
詳しい方法はこちら↓
ただし、前述の通りマイルへの交換には費用がかかりますので注意が必要です。
ポイント有効期限
MUFGカードのグローバルポイントの有効期限は3年です。
マイルに交換した後は、交換後各マイレージプログラムの有効期限に従います。
航空会社名 | マイレージプログラム名 | マイル有効期限 |
---|---|---|
日本航空(JAL) | JALマイレージバンク | 獲得から36ヶ月 |
シンガポール航空 | クリスフライヤー | 獲得から36ヶ月、ただし12ヶ月マイル積算がないと失効 |
大韓航空 | SKY PASS | 獲得から10年間 |
JALは3年間、シンガポール航空(クリスフライヤー)も3年間ですが1年間マイルの積算がないとマイレージ口座が削除されマイルも失効します。
グローバルポイントを3年分まとめてマイルに交換すれば、その後の航空会社のマイル有効期限と併せると、JAL、シンガポール航空は最大6年、大韓航空は最大13年貯めることが可能です。
クリスフライヤーのマイルを失効させないためには、前回の積算から1年以内にマイル積算する必要があります。
これには、三井住友カードのワールドプレゼントポイントをクリスフライヤーに交換する方法が有効です。(マイル移行費無料、交換レートは1pt=3マイル)
ワールドプレゼントポイントの獲得と交換をする為に、こちら↓で紹介しているANA VISA/マスターカード(ワイド、ワイドゴールド、プレミアムを含む)または三井住友カードが発行する「エブリプラス」が必要です。
プライオリティ・パスでラウンジ使い放題
プライオリティ・パスは海外の空港ラウンジを無料で利用できるカード(会員証)です。
世界400都市、1,200箇所の空港ラウンジを利用可能です。(国内空港でも一部利用可能です)
MUFGプラチナアメックス会員はプライオリティパスのプレステージ会員(通常料金:399米ドル)を無料で取得可能です。
家族会員も無料で発行できますので、21,600円の年会費で二人分のプライオリティパスを取得できることになります。
これは他社にはない圧倒的なメリットです。(年会費10,800円の楽天プレミアムカードは本会員のみ発行可能)
プレステージ会員は対象ラウンジを「何度でも無料」で利用できます。(同伴者は通常27米ドル、MUFGプラチナアメックスの同伴者は2,160円/回)
プライオリティ・パスで入室できるラウンジは本当に使えます。(特にアジア圏の空港はサービスが充実しています)
アルコールが飲み放題。(アルコールは有料のラウンジもあります)
ドリンクも充実。
その国々の名物料理やスイーツなども充実。
シャワーも無料で使えます。
24時間営業しているところも多いので、長時間の乗り継ぎの際はとても重宝します。
これらの施設を何度利用してもすべて無料、飲み放題、食べ放題、睡眠し放題です。
海外出張が多い方や海外での乗り継ぎが多い場合には、休息、パソコン作業あるいは食事などかなり便利です。
詳しくはこちらの体験談をご覧下さい↓
プライオリティ・パスは勝手に送られてくることはなく、会員自ら申請する必要があります。
私はMUFGプラチナアメックスのカードが到着したその日に電話で発行を依頼しました。(深夜でもフリーダイヤルで依頼出来ました)
そして、依頼から3営業日後に発送されました。
ちなみにMUFGプラチナアメックスは国内空港ラウンジも利用可能です。
こちらはプライオリティ・パスではなくクレジットカードに付帯される特典です。(紛らわしいですが、成田空港や羽田空港にはプライオリティ・パスで入室できるラウンジもあります)
プライオリティ・パスは本人(本会員・家族会員)のみ無料で利用可能でしたが、こちらの特典は同伴者1名まで無料で利用できます。(本会員と家族会員がいれば計4名利用可能です)
国内空港のほとんどのラウンジはドリンクが飲めて、電源、Wi-Fi、雑誌がある程度の施設ですが、例えば中部国際空港(セントレア)のプレミアムラウンジはビールやアルコールが飲み放題&お菓子もああります。
羽田空港のPOWER LOUNGEは早朝にパンの提供があります。
国内空港のラウンジでも、航空会社が運営しているANAラウンジやJALサクララウンジは、国内線であってもアルコールを飲めますし、国際線なら食事やシャワーを利用できます。
航空会社のラウンジを使うためには、プレミアムエコノミー以上の座席クラスに搭乗するか航空会社の上級会員になる必要があります。(ANAの上級会員について詳しくはこちら↓)
手荷物無料宅配&コート預かり
MUFGプラチナアメックスを持っていると海外旅行の際、手荷物(スーツケース)の宅配が往復各1個まで無料になります。
対象空港:成田国際空港、羽田空港(国際線ターミナル)、中部国際空港、関西国際空港
家族会員も対象ですので、夫婦でこのカードを持てば手荷物2個まで無料となります。
行きは自宅に集荷~空港のカウンターで受け取り、帰りは空港のカウンターで預けて~自宅で受け取り、という流れになります。
通常の配送料で2,000~4,000円/個ぐらいしますので往復×2個×年間旅行回数と、このサービスを受けるだけでも年会費の大部分を回収できます。
また、JAL便に限り「手ぶらチェックインサービス」を受けることができます。
これは自宅から送った荷物を国内空港で受け取ることなく、現地の空港まで運んでくれるサービスです。(グアム・ハワイを含む米国路線ならびに米国経由便、他社運航コードシェア便(共同便)は対象となりません。)
コート預かりサービスは、12月~3月の間に海外で不要なコートを預かってもらえるサービスです。
対象空港:成田国際空港、羽田空港(国際線ターミナル)、中部国際空港、関西国際空港
こちらも会員ひとり当たり1着までです。
最大で30日間預かってもらえます。
場所は手荷物宅配と同じJAL ABCカウンターです。
国内も海外も自動付帯の旅行傷害保険
MUFGプラチナアメックスは旅行傷害保険も充実しています。
特筆すべきは家族会員にも本会員と同等の保険が自動付帯されていること、そして国内旅行保険も自動付帯であることです。
特に国内旅行傷害保険と国内航空遅延保険ともに自動付帯のカードはほんの一握りです。
さらにデュアルスタイルにすることで、海外旅行時の傷害治療費用、疾病治療費用を上積みすることも可能です。
自動付帯とは文字通りカードを保有しているだけで万が一の補償の対象となるものです。
利用付帯の場合は、旅行代金あるいは公共交通期間の支払いをそのカードでしたりする必要があり、その条件はカード毎に異なります。
MUFGプラチナアメックスの旅行傷害保険
<海外旅行傷害保険>
旅行代金をカードで決済した場合(利用付帯)
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 1億円 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 200万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
旅行代金をカードで決済しない場合(自動付帯)
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 200万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
※キャッシュレス診療対応
<国内旅行傷害保険> (自動付帯)
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1,000万円 |
入院保険金(日額) | 5,000円 | 5,000円 |
手術保険金 | 5,000円×10~40倍 | 5,000円×10~40倍 |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 2,000円 |
<国内航空便遅延保険> (自動付帯)
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
---|---|---|
乗継遅延費用 | 2万円 | 対象外 |
出航遅延 | 1万円 | |
手荷物遅延費用 | 1万円 | |
手荷物紛失費用 | 2万円 |
<海外航空便遅延保険> (自動付帯)
本会員・家族会員 | 家族特約 | |
---|---|---|
乗継遅延費用 | 2万円 | 対象外 |
出航遅延 | 1万円 | |
手荷物遅延費用 | 1万円 | |
手荷物紛失費用 | 2万円 |
<犯罪被害傷害保険> (自動付帯)
本会員・家族会員 | |
---|---|
死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
入院保険金(日額) | 7,500円 |
手術保険金 | 7,500円×10~40倍 |
通院保険金(日額) | 5,000円 |
デュアルスタイルで保険上積み
デュアルスタイルで発行できるMUFGカード・ゴールドプレステージにも海外旅行保険が自動付帯されています。
実は、海外旅行傷害保険の傷害治療費用と疾病治療費用など死亡・後遺障害補償以外は本カードとデュアルスタイルのカードでの補償額の合算が可能です。
そして、海外旅行保険の中で最も重要なのは「傷害治療費用」「疾病治療費用」の2つの費用だと私は思います。
よく「海外旅行保険 1億円」と自慢げに謳っているカード会社がありますが、それは死亡した時の最高補償額のことです。
しかし、死ぬことは本当に稀ですし、多くの人は何かしら生命保険に入っているのではないでしょうか、あるいは死亡保険金は要らないという方もいらっしゃることでしょう。
海外旅行保険で重要なのは比較的利用機会が多く、かつ保険がないと困ってしまう「ケガと病気への対策」です。
国内でのケガや病気であれば、高額療養費制度によってどんなに大きな手術、入院をしても1ヶ月の最大費用は10万円未満です。(保険適用外は別)
しかし海外ではそうはいきません。
海外での治療についても同じく保険が適用されますが、日本の基準に従って支給されるため、日本と比べて高額だったり保険適用外の治療を受けた場合、自己負担額が多額になる可能性があります。
渡航する国にもよりますが、傷害治療、疾病治療補償は最低1,000万円ぐらいは欲しいところです。(もちろん理想は無制限です)
MUFGプラチナアメックスは本会員、家族会員、家族特約とも傷害治療、疾病治療費用は200万円まで補償されます。
そして、デュアルスタイルで発行可能なゴールドプレステージカードも同じく各200万円まで補償されます。
デュアルスタイルでは、最大3枚(VISA/マスター/JCB)まで発行可能ですが、この内VISAとマスターは両方持ってもひとつ分しか合算できません。
というわけで、デュアルスタイルでVISAとJCB、あるいはマスターとJCBを発行すれば、MUFGプラチナアメックス本体と併せて合計600万円まで補償されます。
デュアルスタイルで発行するカードは後述の方法により年会費を1枚あたり1,080円(税込)にできますので、旅行保険を重視する場合はデュアルスタイルがオススメです。
傷害・疾病治療補償1,000万円の道
せっかくデュアルスタイルで傷害・疾病治療補償が600万円になったら、他のクレジットカードも保有することで合算で1,000万円を目指すのもアリだと思います。
例えば、本会員あるいは家族会員であれば下記のカードで傷害・疾病治療補償を上積み可能です。
カード名 | 傷害治療 | 疾病治療 | 家族カード対応 |
---|---|---|---|
エポスVISAカード | 200万円 | 270万円 | 発行不可 |
JCB EIT | 100万円 | 100万円 | 家族カードも対象 |
プラスハッピーUCカード | 150万円 | 150万円 | 家族カード(年会費400円) |
REXカード | 200万円 | 200万円 | 家族カードも対象 |
Booking.comカード | 100万円 | 100万円 | 発行不可 |
これらはいずれも年会費無料かつ自動付帯です。
エポスVISAカードとBooking.comカードは家族カード発行不可ですが、いずれも家族の方が本会員として申し込みすることができますので問題ありません。
これらのカードを保有することにより、本会員のみ、あるいは家族会員であれば1,000万円分の補償は難なく集めることができます。
中でもオススメなエポスカードは海外旅行保険が充実しているのに加えて、年会費無料のゴールドカード(ポイント還元率最大3%、空港ラウンジ特典など)にアップグレードできる可能性もあり、非常に魅力的なカードです。詳しくはこちら↓
しかし家族特約、つまりクレジットカードを持てない子供の補償も1000万円にするとなるとかなりハードルが高くなります。
MUFGプラチナアメックスは「家族特約」も付いているため、同行家族(親や子供)も補償対象となりますが、家族特約の傷害・疾病治療補償が自動付帯されているカードはほとんどが高額の年会費が必要なものばかりです。
当サイトで紹介したSPGアメックス(年会費3万円オーバー)で200万円、ANA VISAワイドゴールドカードは50万円の補償しか家族には付きません。
既にこれらのカードを持っていれば少し上積みになりますが、それでも家族特約で1,000万円には及びません。
比較的安価に抑えて家族特約補償を付けられるのはこれらのカードです。
カード名 | 年会費 | 傷害治療 | 疾病治療 |
---|---|---|---|
プラスハッピーUCカード | 無料 | 100万円 | 100万円 |
Amazonマスターカードゴールド | 実質420円 | 200万円 | 200万円 |
ミライノカードGOLD | 3,240円 | 250万円 | 250万円 |
Amazonマスターカードゴールドの年会費は10,800円(税込)ですが、マイ・ペイすリボとWEB明細の割引適用で4,320円になります。
ゴールドカードの場合、Amazonプライムが無料で付帯されますので、Amazonプライムの年会費3,900円が浮くことになり、実質420円でゴールドカードを持つことができます。
ミライノカードGOLDは年会費3,000円と保険だけの為にかけるコストとしては高額過ぎますが、住信SBIネット銀行の口座を持っていればこちら↓の方法と組み合わせるとスマートプログラムのランク4となり、ATM手数料と他行宛て振込手数料が月15回まで無料になります。
自動振込サービスを併用すると毎月の家賃や月謝の振込や銀行間の資金移動がめちゃくちゃ楽になります。
さらにミライノカードGOLDの本会員の傷害・疾病治療補償額はなんと500万円と圧倒的なコスパです。
家族特約が自動付帯されているのはほとんどが年会費1万円以上のゴールドカード(家族特約 100万円程度)あるいはプラチナカード(家族特約 200万円程度)です。
家族特約のためだけに年会費を払うのは本末転倒ですが、それ以外のメリットも受けつつ、旅行保険代を浮かせられるなら検討の価値があると思います。
これらのことからも、前述のデュアルスタイルのカードで補償の上積みができるMUFGプラチナアメックスの凄さが際立ちます。
クレジットカードの海外旅行保険についてはこちら↓の記事で詳しく紹介しています。
子供や家族特約の保険についてはこちら↓でさらに詳しく紹介しています。
その他にも特典が満載
プラチナ・グルメセレクション
対象のレストランに2名以上で利用する際に、1名分のコース料金が無料になるサービスです。
京都の西洋膳所 おくむら、銀座のアンティカ・オステリア・デル・ポンテ、西麻布の重慶飯店 麻布賓館などの名店を含む約200店が対象です。
スーペリア・エキスペリエンス
ザ・プリンスやザ・リッツ・カールトン、ホテルオークラなどの高級ホテルを優待価格で利用できるサービスです。
料金面だけでなく、レイトチェックアウトやスパの利用、朝食や駐車場無料などのサービスが付いてきます。(内容はホテルによって異なります)
ホテル以外にもスパやレストランでの優待プランもあります。
一流ホテル・旅館のみを厳選し、独自の最低価格保証プランを提供する「Relux」のサービスを7%割引の価格で利用できます。
ザ・リッツ・カールトン、マンダリンオリエンタル、コンラッド、ペニンシュラ、アンダースなど超高級ホテルや一流旅館、誰もが知っている有名ホテル、旅館が多数取り扱われています。
Reluxは最低価格保証に加えて独自のポイント制度があり、常に5%分の還元があります。
MUFGプラチナアメックスの7%割引と併せて12%分もの還元となり、非常にお得に利用できます。
プラチナ・コンシェルジュ
電話一本で専任コンシェルジュの無料サポートが24時間、365日受けられます。
- 国内・海外でのレストラン予約
- 希望にあわせたギフトの相談・手配
- 国内・海外のショッピングモール・ブランドショップ情報の案内
- 海外のミュージカル等のチケット手配
- 海外でのトラブルや急な病気などの緊急時の支援
- 海外旅行中に見かけた商品や日本では未発売の商品の購入
- 海外旅行に関する情報提供
- 旅のプランニングのお手伝い
- 電話による簡単な通訳サービス(ビジネスの場合は除く)
- 航空会社にて行方不明になった荷物の追跡
三菱UFJ銀行「プラチナステージ」
MUFGプラチナアメックスカードを持っていると三菱UFJ銀行のプラチナステージに昇格し、以下のサービスを受けられます。
- 三菱UFJ銀行の同行ATM利用手数料が無料(回数上限なし)
- 三菱UFJ銀行の提携先コンビニATM利用手数料が無料(月3回まで)
- 「三菱UFJダイレクト」他行あて振込手数料が無料(月3回まで)
プラチナ昇格の条件は、
- MUFGプラチナアメックスの引落し口座を三菱UFJ銀行口座に指定すること
- スーパー普通預金(メインバンクプラス)を利用
- 三菱UFJダイレクトの契約及び初回登録を完了していること
です。
プラチナステージになる他の方法としては、住宅ローンの利用、預金等残高合計500万円以上などかなり敷居が高いサービスをMUFGプラチナアメックス保有と簡単な条件でGETできます。
他にも、
- アメリカを中心に展開するハーツレンタカーのゴールド会員資格
- 予約が難しい名門ゴルフ場の予約代行サービス
- 24時間健康・介護相談サービス
などのサービスを受けられます。
またカードデスクが24時間365日対応(しかもフリーダイヤル)してくれるので、忙しい時にも深夜何かをお願い出来て非常に便利です。(プライオリティパスの発行もできました)
しかもカードデスクの対応はいつでも驚くほど親切かつ丁寧です。
初年度無料の発行体験談
特典満載のMUFGプラチナアメックス。
私は2017年のSFC修行の際に、プライオリティ・パスでラウンジを体験してみたいと思い、このカードを発行しました。
発行するにあたって、色々調べたところ「三菱UFJ銀行(当時は三菱東京UFJ銀行)でインビテーションを受けると年会費無料になった」という情報があったので、都内の支店を回ってみることにしました。
1店舗目では、入口のスタッフさんに「MUFGプラチナアメックスを検討しているのですが」と伝えたところ、三菱UFJニコスのカウンターに案内され、説明を受けました。
説明の内容は通り一遍の内容で、年会費も通常通りかかるとのことでした。
2店舗目では、銀行支店内の三菱UFJニコスのカウンターのお姉さんに声を掛けて、「MUFGプラチナアメックスに興味があるのですが、年会費の割引キャンペーンはやってますか?」と聞いてみました。
お姉さんは「あっ、はい。たしかあったと思います」とおっしゃり、手元の資料を確認してくれました。
その資料には確かに「初年度年会費半額」という内容のキャンペーンの説明(スタッフ向け)が書かれていて、その存在が明らかになったのですが、「もう少しお待ち下さい」とさらに資料を調べられたところ、「窓口にご案内しますね」と銀行の窓口の方に案内して下さいました。
銀行窓口のお姉さんにバトンタッチされ、「ご興味持って下さり、ありがとうございます(以下、省略)」の流れでカードの詳しい説明をして下さいました。
説明の最後に、「今回、銀行からのご招待ということで所定の条件を達成すると年会費が初年度実質無料になります」と、望んでいたご提案を頂けました。
- 初年度年会費が半額
- 入会から2ヶ月後の末日までに5万円以上カード利用すると現金10,000円プレゼント
※10,000円キャッシュバックなので厳密には税込21,600円のうち800円は自腹になります
私は三菱UFJ銀行口座を長年使っておらず凍結されていたため、復帰の手続きなどもして頂き、その後MUFGプラチナアメックスの入会申し込みをしました。(印鑑と身分証明書が必要でした)
入会申し込みから約2週間プラス2日、ついにカードが到着しました。
というわけで、2017年8月時点では初年度年会費無料になるインビテーションが存在していました。
現在も続いているのかはわかりませんが、お近くの三菱UFJ銀行にて相談してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、こちら↓の方法で入会すると年会費の半額くらいのポイントバックを受けられますので、上記方法がダメな場合は代替案として使えます。
年会費を抑える方法
MUFGプラチナアメックスは通常年会費21,600円ですが、以下の方法により3,000円値引きの18,600円にすることが可能です。
その方法は「楽Pay」というリボ払いに登録し、リボ払い手数料を一回以上支払うという方法です。
通常、買い物の時に「リボ払いで」と言わない限り、リボ払いになることはありませんが、楽Payに登録すると、「一回払いで」と言っても強制的にリボ払いになります。
リボ払いとは事前に決めた金額だけを毎月支払い、残りの金額は翌月以降に繰り越すサービスです。
リボ払い手数料は返済後の残高が100円以上あれば翌月に発生します。
楽Pay登録時に毎月の返済額を5,000円~100,000円(コールセンターに電話すると最大30万円まで設定可)の間に設定し、毎月基本的には全額繰り上げ返済をします。(電話一本で対応してもらえます)
1年の間にひと月だけ、残高がギリギリ100円以上になるように繰り上げ返済額を調整すればリボ払い手数料が数円だけ発生し、これによって年会費3,000円引きの優遇を受けられます。
楽Payは一年中登録する必要はありませんが、年会費優遇を受けるためには少なくとも年会費請求月の3ヶ月前から年会費請求月までは続ける必要があります。
デュアルスタイルで発行したカードは年会費を半額の1,080円にできます。(通常2,160円)
方法は上記と同様です。
デュアルスタイルではカード毎に年会費がかかるため、年会費半額にするのもカード毎にリボ払い手数料の支払いが必要になります。
少々手間はかかりますが、前述の通り旅行傷害保険を手厚くできますので、その手間に見合う価値はあるかと思います。
入会サンクスプレゼントで16,000マイルGET
MUFGカードゴールド以上のカードを発行した際、入会して3ヶ月以内の利用状況に応じてボーナスポイントがもらえるキャンペーンがあります。
キャンペーンと言いつつ何年も継続的に続いています。
もらえるポイントは最大で2,000ポイント、マイレージプログラムでマイル移行すると16,000マイルにもなる破壊力抜群のキャンペーンです。
このキャンペーンは入会から3ヶ月後の月末まで有効です。
これにデュアルスタイルの入会特典(3ヶ月間ポイント3倍)とアニバーサリー月特典(ポイント2倍)をすべて重ねれば入会から3ヶ月で3~4万マイルの獲得も比較的容易です。
ポイント獲得条件でカード利用金額のハードルが高い場合は有効期限10年間のAmazonギフト券が手軽でお得です。
ちなみに、デュアルスタイルで発行したゴールドプレステージもカード毎に入会サンクスプレゼントの対象になります。
デュアルスタイル発行後にも条件達成すればカード1枚あたり2,000ポイント獲得が可能です。
逆に、デュアルスタイルで発行したカードでの支払いは本カードの利用金額に合算されないので注意が必要です。
デメリット
年会費2万円
お得なサービス・特典が満載のMUFGプラチナアメックスですが、とは言え年会費は2万円。
本当に自分にとって必要なものか考える必要があります。
近年はプラチナカードと言ってもこのMUFGプラチナアメックスのように2~3万円程度で持てるカードも増えてきました。
例えば、
- エポスプラチナカード
- ジャックスカードプラチナ
- ORICO CARD THE PLATINUM(オリコカード・ザ・プラチナ)
- セディナプラチナカード
- JCBプラチナ
などがあります。
あるいはアメリカン・エキスプレスのゴールドカードも年会費3万円で充実の特典が受けられます。
それぞれカードによって微妙に異なりますが、プライオリティパス(あるいはラウンジキー)、旅行傷害保険、コンシェルジュ、高いポイント還元、手荷物宅配無料、レストランのコース料理1名分無料などのサービスを受けられます。
また自分のプライオリティ・パスを持ちたいだけなら年会費1万円の楽天プレミアムカードが最も安価です。
MUFGプラチナアメックスの特徴は、
- 家族カードが1枚年会費無料
- 家族カードにも無料でプライオリティパス発行可
- 国内旅行保険も自動付帯
- デュアルスタイルによって海外旅行傷害保険を上積み可能
- 手荷物無料とコート預け無料が家族カードにも付帯
- ポイント制度を駆使したりジザイルカードとの併用によるマイル還元率2.4%(特にシンガポール航空のクリスフライヤーがオススメ)
という点です。
とにかく旅行好き、遠方への出張が多い人、特に夫婦に最適のカードです。
ただし、例えば海外旅行傷害保険の傷害・疾病治療は2,000万円の補償を家族4人分、1週間のハワイ旅行に付けても7千円程度です。(損保ジャパン日本興亜)
実はANA VISAワイドゴールドにも手荷物宅配の割引サービスがあり、帰国時500円、出発時15%オフで利用できます。
マイルを大量に貯めるならこちら↓の方法がカンタンかつお金もかかりません。
ラグジュアリーホテルの宿泊ならSPGアメックスが圧倒的にお得です。
子連れで利用できる高級レストランは限られており、子持ちにとってはプラチナグルメセレクションの利用のハードルは高いです。
といったことも踏まえて検討する必要がありそうです。
コンシェルジュは何でもやってくれるわけではない
一見便利に思えるコンシェルジュサービスですが、何でもかんでもやってくれるわけではありません。
入会して間もない頃、行きたかった「三鷹の森 ジブリ美術館」のチケットを手配できないか相談したことがありました。
ジブリ美術館は完全予約制の施設で、チケット発売と同時に即完売してしまう人気施設です。
自力で取るのは非常に困難なため、コンシェルジュに協力してもらえるか聞いてみました。
結果は「チケット予約については、専用のダイヤルにて承ります。ジブリ美術館は取り扱い対象外のためお取りできません」とのことでした。
一部のブラック級のカードのコンシェルジュであれば対応してもらえたかもしれませんが、さすがに無理なオーダーでした。
レストラン予約や旅行のプランニングなどのサポートなどは、それ自体が直接カードの利用に繋がるため、コンシェルジュも積極的にサポートしてくれます。
なんでもかんでもお願いできるわけではありません。
海外決済事務手数料が高い
MUFGプラチナアメックスは、海外のショッピング利用1,000円につき2ポイント付与とポイント還元では優遇されていますが、海外決済時の事務手数料が2%と高いのが残念な点です。
他のカード会社の場合、1.3%~1.63%が平均的な海外事務手数料です。
この事務手数料はカード会社が独自に加算する手数料で、これと別にVISA、マスター、JCB、アメックスなどの国際ブランドの手数料(コンマ数%程度)も必要です。
海外での決済はMasterCardブランドで海外事務手数料が安い他のカード会社のカード、あるいは海外キャッシングによる現金での決済がお得です。
プライオリティ・パスは家族旅行には不向き
海外空港のラウンジ使い放題のプライオリティ・パス(プレステージ会員)、MUFGプラチナアメックスは家族カードにも付帯されるので、例えば夫婦2人、あるいは18歳以上の家族も持つことができます。
しかし、本家アメックスのプラチナカードやJCBが発行するブラックカード「JCB THE CLASS」など一部のカードを除いて、プライオリティ・パスは発行した本人しか無料でラウンジを利用できません。
ラウンジによっては2歳未満、6歳未満などの条件付きで同伴の子供も無料で利用できますが、子供が小学生以上になると有料になります。(2,160円/回)
ですので、子供が大きくなると家族旅行にはプライオリティ・パスは使いづらくなります。
ANAのスーパーフライヤーズカードは、ANAやスターアライアンス加盟航空会社搭乗時に国内のANAラウンジ、海外の指定ラウンジが同伴1名無料で利用できます。
スーパーフライヤーズカードは一度取得すれば永年ANAの上級会員の資格を得られ、しかも家族カードを発行した家族も同じように特典を受けられる超優良カードです。
私も2017年に手に入れました。
夫婦でスーパーフライヤーズカードを持てば、同伴2名までラウンジが利用可能になり、プライオリティパスを凌駕するパフォーマンスになります。
ブラックカードが存在する!?
MUFGプラチナアメックスには公式には公開されていない上位版カードがあります。
名前は「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス<プレミア>」、別名「Recognized VIP」とも呼ばれます。
三菱UFJ銀行などMUFGグループと相当の取引実績のある人にのみ特別に案内されるカードです。
年会費は54,000円(税込)ですが、年間300万円以上カード利用すると21,600円になり、MUFGプラチナアメックスと同額です。(家族カードは全員分無料)
- 専属コンシェルジュサービス
- プライオリティパスが同伴者1名無料(家族会員も発行可能)
- 会員限定イベント
など一段上のサービスを受けられます。
内容の詳細はわかりませんが、発行数は本当に少ないようです。
もし招待されたら話しのネタに持ってみたいカードです。
以上、MUFGプラチナアメックスの特典やデメリットを解説しました。
マイレージにご興味あれば、こちら↓のマイル還元率アップの方法も是非ご覧下さい。
カード発行の際はこちら↓の方法を使うと数千円~1万円以上お得になります。
いつもとめも参考にさせて頂いております。
特にこのMUFGアメリカンエキスプレスカードなついては知りたい事以上にとてもよく理解できました。ありがとうございます!
早速本日真似をして三菱UFJ銀行に行ってきました。年会費初年度半額でしたらポイントサイト経由よりもお得だと思ったので。
結論から言いますと2018年11月12日時点でもありました!それでそのまま入会しました!
でも私も2店舗目でした。
1店舗目は簡単な案内と、私の情報を見ているのかずっとパソコンで何か調べて待たされたあげく「キャンペーンはありません」で終了。
その後帰りがけに「今日は会社お休みですか?」「はい。今日は有休で」というと「ちょっと待って下さい」と言われましたがまたパチパチパソコン見て待たされたあげく「やはりないですねー」で終了。
なんか私の取引状況を見ていたのでしょうか?
たしかにメインバンクではないので貯金もないですが、給料はここで振り込んでもらってるのですが、、。ダメって事か?と思いましたが、2店舗目はそんな事もなく、窓口に誘導されて即インビテーションのご案内をして頂きました。キャッシュカードを渡していないのに!
この差はなんだーと思いましたが良かったです。
情報提供ありがとうございました!
後は審査の結果を待つのみです!
コメントありがとうございます!
キャンペーン今も実施中との貴重な情報ありがとうございます。
詳細に書き込み頂き、他の読者の方の参考になるかと思います!
審査通過されることをお祈りしております!