2017年、何年も前からの悲願だったANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)取得に挑戦中です。
スーパーフライヤーズを取得するとANAの上級会員として、
- 特典航空券の優先枠(ビジネスクラスが取り易くなる)
- ANAラウンジの利用(ドリンク、フード、シャワーなどすべて無料)
- 専用保安検査場(大行列に並ぶことがなくなる)
- 国際線プレミアムエコノミー無料アップグレード
- 手荷物許容量の増加
さらにスターアライアンスゴールドメンバーとして世界各国の空港ラウンジを利用できるなど多くの特典を受けることができます。
しかも1度スーパーフライヤーズになるとその権利が生涯続く上に、家族カードを発行すれば家族の誰もがその権利を手にすることができるのでファミリーでラウンジを利用することも可能です。
スーパーフライヤーズカードについて詳しくはこちら↓
そんなスーパーフライヤーズカードの取得を目指して修行を始めました↓
飛行機に乗る出張は年間で数える程、しかも今年に限ってはゼロに終わりそうな中、すべて自力で達成を目指しています。
しかも、↓の方法で貯めたマイルをSKYコインに変えているため、お金の持ち出しはほとんどしていません。
修行を決意したのが3月と、かなり出遅れてのスタートでしたが、達成できそうな状況になってきました。(たぶん)
Contents
SFC修行の進捗
2度の那覇往復(OKAタッチ)の後、
現在は、海外発券を活用した↓のプランの修行中です。
チケット | 日付 | 出発空港 / 出発時刻 | 到着空港 / 到着時刻 | 便名 | クラス | 獲得PP |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 木曜 | 羽田 / 22:55 | 那覇 / 1:35 | NH999 | プレミアム | 2,860 |
B | 金曜 | 那覇 / 3:35 | 羽田 / 5:55 | NH1000 | エコノミー | 1,968 |
B | 土曜 | 羽田 / 0:20 | シンガポール / 6:20 | NH843 | エコノミー | 2,484 |
C | シンガポール / 9:10 | クアラルンプール / 10:10 | AK702 | エコノミー | 0 | |
クアラルンプール泊 | ||||||
D | 日曜 | クアラルンプール / 14:15 | 羽田 / 22:15 | NH886 | ビジネス | 6,658 |
1週間後 | ||||||
D | 土曜 | 羽田 / 6:20 | 石垣 / 9:10 | NH089 | エコノミー | 2,448 |
D | 石垣 / 15:10 | 羽田 / 18:05 | NH092 | エコノミー | 2,448 | |
4週間後 | ||||||
D | 金曜 | 羽田 / 23:30 | クアラルンプール / 6:00 | NH885 | ビジネス | 6,658 |
E | 土曜 | クアラルンプール / 7:45 | デンパサール(バリ) / 10:45 | XT853 | エコノミー | 0 |
バリ泊 | ||||||
F | 日曜 | デンパサール(バリ) / 20:40 | シンガポール / 23:15 | KL0836 | エコノミー | 0 |
チャンギ空港泊 | ||||||
B | 月曜 | シンガポール / 6:00 | 成田 / 14:10 | NH802 | エコノミー | 2,484 |
B | 羽田 / 17:15 | 那覇 / 19:50 | NH1097 | エコノミー | 1,968 | |
G | 那覇 / 20:40 | 羽田 / 23:00 | NH478 | プレミアム | 2,860 |
※スマホの方は横にすると表全体をご覧頂けます
赤字が今回搭乗する便です。
全フライトを載せたこちらの地図の④にあたります。
このクアラルンプール発券プランにすることで、
- ANAビジネスクラス搭乗
- クアラルンプールで高級ホテルを満喫
- 人生初・石垣島観光
- 人生初・バリ観光
を低コストで実現できます。詳しくは↓をご覧下さい。
前回までのあらすじ
ギャラクシーフライトを利用して羽田⇄沖縄を敢行。
復路の沖縄→羽田は、羽田→シンガポールと続く国際線チケットの国内乗継ぎ扱いです。
早朝に羽田に到着した後、一旦帰宅して仮眠。
荷造り、出社をした後に再び羽田空港に行き、シンガポールに飛びました。
ここまでで、
通算フライト数(プレミアムポイント対象便に限る) 7 LEG(レグ)
プレミアムポイント 「18,314」
になりました。
SFC修行のゴールであるプラチナ到達までは残り約3.2万PPです。
エアアジア乗り継ぎの方法
毎度前置きが長くすみません。
というわけで、
現地時間 AM 6:15 チャンギ国際空港に到着しました。
ここからLCCのエアアジアに乗り換えてクアラルンプールを目指すわけですが、出発時刻はAM 9:10と3時間程あります。
ANAさんが巻いてくれたおかげでかなり時間に余裕ができました。
LCCに乗るのは人生2回目。
前回は国内線のバニラエアだったので、エアアジアに乗るのも、国際線LCCに乗るのも、チャンギ空港に来るのも初めて。
というわけで、ここからLCC初心者の迷走をご覧いただきます。
ターミナル2からターミナル1へ移動
初チャンギ空港。
軽快なピアノのBGMが流れていたり、空港の造りもオシャレでいい感じです。
到着したのはターミナル2。
チャンギ空港はターミナル1~3までが稼働中で、現在ターミナル4を建設中です。
ANAからエアアジアへの乗り継ぎはターミナル2からターミナル1への移動が必要になります。
チャンギ空港は、いわゆる一般エリア(入国)と制限エリア(出国)それぞれでターミナル間の移動が可能なため、“基本的”に乗り継ぎだけであれば入国する必要はありません。(修行僧には無縁だと思いますが預けた荷物を受け取る場合は入国する必要があります)
基本的にというのは、今回乗り継ぎで利用するエアアジアは事前にインターネットでチェックインと搭乗券印刷が可能です。
ですので、預け荷物がないのであれば入国することなく、ターミナル2からターミナル1に移動して乗り継ぐことが可能なはずです。
ですが、事前にインターネットで情報を集めていたら、
「チャンギ空港は、WEB印刷した搭乗券では保安検査場を通れない、乗り継ぎができない」
「エアアジアは荷物のチェックがあるからチェックインカウンターに行かないといけない」
という情報があり、入国の要否は現地で確認する必要がありました。
安全策でいくなら、到着後すぐに入国→ターミナル1に移動→エアアジアカウンター→出国→保安検査→搭乗という流れですが、時間に余裕があったのでひとまず搭乗口まで行ってみることにしました。
降機後、ターミナル1を指すT1の方向に進みます。
途中の電光掲示板でターミナルと搭乗口を確認します。(ターミナル1のD48、事前に印刷した搭乗券の表記とは違う搭乗口)
ターミナル1へはSKY TRAINで移動します。(もちろん無料)
ターミナル1に着いたら、D48搭乗口を目指します。
SKY TRAINがすぐに来たので飛行機を降りてから15分程で到着。
搭乗口前に保安検査場があります。
チャンギ空港は、出国手続き前の保安検査は無く、代わりに各搭乗口前に保安検査場があります。
空港カウンターでのチェックインは要る?要らない?
近くにいたスタッフに、WEB印刷した搭乗券で保安検査場通過&搭乗できるのか確認してみました。
「BOADING PASSって書いてあるから大丈夫だよ。でもまだ時間早いからそこ(ベンチ)で待ってな」
とのこと。
やっぱりOKじゃ~ん。
意気揚々とベンチに座ります。
が、心配性の私、空港のWi-Fiに接続して再度ググります。
「チャンギ空港は、WEB印刷した搭乗券では保安検査場を通れない、乗り継ぎができない」
「エアアジアは荷物のチェックがあるからチェックインカウンターに行かないといけない」
やっぱり書いてあります。。
よし、時間もあることだしここは石橋を叩いて渡ろう。
ということで、入国を決意します。
既に到着と異なるターミナルに来てしまっていますが、ダメ元でそのままターミナル1のイミグレに向かいます。
入国審査官にその点を突っ込まれると思ったので、先手で「乗り継ぎです。エアアジアのチェックインカウンターに行きたいんです。」ということを告げます。
そして、ちょっとドキドキしながら搭乗券を見せます。(チェックインの為って言ってるのに、チェックイン後にもらえる搭乗券を既に持っているわけですから)
「ここターミナル1だけど、荷物は大丈夫?」
「大丈夫です」
というやり取りをして、無事入国できました!
税関をスルーして、ひとつ上の階のエアアジアのチェックインカウンターを目指します。
フロアに着くと、カンタス航空、そしてJALのカウンターもありました。
エアアジアは、手前(写真左手)に手動チェックイン機とその奥(写真右手)にチェックインカウンターがありました。
どうみてもカウンターの方は預ける荷物がある人しか並んでいません。
近くにいたエアアジアのグランドスタッフに、
「搭乗券持ってて、預ける荷物もないんだけど?」
「(Departureを指さしながら)行っちゃって~」
はい、やっぱりいらなかったー!
さすがの私も今度こそ自信満々。
出国手続きをして、制限エリアに戻ります。
チャンギ国際空港 制限エリアの施設いろいろ
時間だけでなく、気持ちにもゆとりができたので、散策をしてみました。
出国後エリアにはカフェ、ショップはもちろん。
大きなアスレチックが!
これは子供喜びそう。
羽田空港のキッズスペースはこれですから。
比べものになりません。(対象年齢が違うだけとも言えますが)
快適!無料の空港Wi-Fi
ブラブラしてもさらに時間が余ったので、再び空港Wi-Fiでネットサーフィン。
3時間、24時間どちらも無料ですが、手続きが簡単そうな3時間を選択。
速度は動画も見れるレベルで快適に利用できました。
出発時刻の1時間前、保安検査場が開き、チェックを受けます。
エアアジア搭乗を前に思わぬハプニングが!?
LCCは時間にうるさい。
出発1時間前に完全にチェックイン終了、搭乗口の集合時間は出発40分前。
情状酌量はありません、守れなければ空港に捨てられます。
のくせに、運航側は平気で遅延するらしい。
ご多分に漏れず、搭乗口前に来るとまだ飛行機は到着していません。
全然来ません。
出発20分前になっても来ません。
そしてなんのアナウンスもありません。
で、さっきまでエアアジア便だったD48搭乗口の掲示板がいつの間にかフィリピン航空に変わってる!
「えっ、もしかして出発した??」
ちょっと焦りましたが、隣のD49搭乗口に変更になっていました。
掲示版を見ると、クアラルンプールの天候不良が原因と。
出発時刻はAM 9:40(30分遅延)に変更になっていました。
(ていうかマイクでアナウンスもないってヒドイ!)
さらに30分後(AM 9:30)、再びマイクアナウンスなくしれっと電光掲示板が更新され、出発時間は再延長されました。
(クアラルンプールからの機材なんだからもっと前に時間の変更わかってたでしょ。。)
なるほど、たぶんこの程度は日常茶飯事だと思われるので、乗り慣れてない人だと対応していくのが難しいかもしれないです。
待っている間にテンション上がったのは、初めて生A380を見れたこと!
デカイ!
シンガポール航空のA380はファーストクラス、ビジネスクラス共かなり良いらしいのでいつか乗ってみたいものです。
ANAも2018年からホノルル便に導入予定なので、今から楽しみです。
そんなこんなで、機材が到着して15分ぐらい、AM 9:50ようやく搭乗開始。
搭乗は、ゾーン1(良い席の人),2(後ろの席の人),3(残りの人)の順。
私はゾーン3です。
中はこんな感じです。(埋まり具合は8割ぐらい)
足元は狭いですが、極短時間なので全く問題ありません。
モニターもどき広告付き。
AM10:30 出発。
機内はエアコンが強すぎて、とにかく寒い。(上着なかったら風邪ひくレベルでした)
出発から1時間弱。
AM11:24 あっという間にKLIA(クアラルンプール国際空港)に到着しました。
まとめ
というわけで、遅延はあったのもの無事クアラルンプールに到着できました。
人生初の国際線LCCへの乗り継ぎ、色々ありましたが時間に余裕があったので落ち着いて対応できました。
まとめとしては、
- チャンギ空港でのエアアジア乗り継ぎには入国の必要なし(少なくとも現時点では。ただし事前にWEBチェックイン&搭乗券印刷が必須)
- その場合、ターミナルの移動と1回の保安検査場通過だけで搭乗口まで行けるので、出発1時間半前に到着すれば乗り継ぎに充分間に合う
- 預け荷物がある場合は一旦入国してからターミナルを移動、エアアジアカウンターで荷物預け入れ、出国をする必要がある
- 預け荷物の受付は出発1時間前に強制終了するので、遅くともその3時間~4時間前に到着予定であることが望ましい(到着が遅れる可能性もあるので)
- 予め搭乗券を印刷している場合、印刷した搭乗券に搭乗口が記載されているが当てにしてはいけない(当日空港で確認)
- 搭乗口が変更される場合にマイクアナウンスがないので、搭乗口付近のモニターを時々チェックすべき
- LCCの遅延は日常茶飯事なので、目的地到着時刻に余裕を持たせる
- チャンギ空港の無料Wi-Fiはふつうに使える(3時間 or 24時間)
- 日本の空港のような充電ブースはないのでモバイルバッテリー必須(空港ラウンジが利用できる場合は別)
次回はクアラルンプール滞在記です。お楽しみに!
スーパーフライヤーズカードについて詳しくは↓
SFC修行をお金をかけずにやる方法
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