2017年、スーパーフライヤーズカード取得を目指して、突如始めることにしたSFC修行。
今回は、プラチナ達成までのプランを紹介したいと思います。
スーパーフライヤーズカードについてはこちら↓
Contents
SFC修行の進捗
既に2度の那覇往復(OKAタッチ)を済ませました。
↓SFC修行1回目
↓2回目
この2回でプレミアムポイントは1.1万を超えました。
プラチナ到達まで残り3.9万PPをどう達成するのか。
最近はようやく2017年修行組のラッシュが一巡したのか、↓で紹介した通常より14日前に予約する方法を使えば
羽田-那覇のプレミアム旅割28が取り易くなってますが、それでも1日那覇2往復分の予約は厳しい状況です。
那覇2往復に変わる、大量にプレミアムポイントを獲得できる方法として、はじめは羽田⇄那覇⇄羽田or成田⇄シンガポールの通称「SIN(シン)タッチ」を2回やって達成しようと思っていたのですが、よくよく考えるとデメリットもあることがわかり、その後様々なルートを考えていました。
色々調べたり、考えたりしていると、わかってくることも多いので、これから修行をする方のためになればと思い、まとめてみることにしました。
こんな方にぜひ読んでもらえればと思います。
- 沖縄に行くばっかりじゃつまらない!せっかくだから海外も含めて色んな場所に行きたい
- タッチ修行だけじゃなくて、滞在型の観光もしたい
- 土日だけしか修行できないので、国際線は諦めようと思っている
- せっかくの機会なので国際線のビジネスクラスに乗ってみたい
- 先の予定が見えないので、直前でも変更、キャンセルできるプランを考えたい
修行のゴール
プレミアムポイント(PP)を5万ポイント貯めると、プラチナステイタスになり、スーパーフライヤーズカードの申し込みができるので、
5万PPを貯める
のが目標です。
カウントの期間は毎年1月~12月。
年を越すとリセットされるので12月までに達成しないといけません。
前提の知識として↓を知っておいた方がよいと思います。
修行の定番!那覇往復で最安・最短
SFC修行で誰もが考えることは、
「費用はできるだけ安い方がいい」
「飛行機に乗る回数・時間もできるだけ減らしたい」
「快適な旅、楽しい旅ができるに越したことはない」
ということです。
が、現実的にはそれらすべてを満たす完璧なルートは存在しません。
何かを重視して、何かを諦めなければなりません。
国内線最安は旅割75
例えば、旅割75の羽田-那覇往復であれば、セールでチケットを購入すれば往復18,000円程度で、プレミアムポイントを2,952PP獲得できます。
これを17回繰り返せば、30万円程度の費用で、5万PPを達成することが可能です。
これが国内線で修行する時のほぼ最安のプランだと思います。
でも、沖縄に17回も行きたいですか?
それに、途方もない時間と労力が必要です。
と考えた時に、同じ羽田-那覇往復をプレミアム旅割28で乗る方法が出てきます。
国内線最短はプレミアム旅割28
プレミアム旅割28もシーズンによって値段が変わりますが、羽田ー那覇は概ね2万5,000円前後です。
獲得できるプレミアムポイントは片道 2,860PP、往復で5,720PPです。
ので、9往復で5万PP達成ができ、費用は45万円程になります。
費用は旅割75よりも10万円程増えますが、時間を圧倒的に減らせます。
チケットが取れれば1日に2往復可能ですので、最短5日で5万PP達成でき、恐らくこれが最短でスーパーフライヤーズカードを手にする方法だと思います。
さらに、プレミアムクラスに乗れますので、ゆったり空の旅を楽しむことができるようになります。
ANAラウンジも使えるので地上でもプチリッチな気分を味わえます。
詳しくは↓の体験記をご覧下さい
ちなみに、プレミアム旅割28は一度予約すると便の変更ができません。(払い戻しは高額な手数料を払えば可能)
予約した便に乗れない恐れがある場合は、同じくプレミアムクラスをお得に乗れるプレミアム株主優待が有力です。
ただし、プレミアム株主優待はプレミアム旅割28よりも数千円運賃が高い上に、株主優待券をヤフオクやメルカリ、金券ショップなどで購入(1枚 3,000~4,000円程度)する必要があり、費用がかさみます。
旅割75から当日アップグレードを狙う
旅割75は獲得PPが少なく時間がかかる、プレミアム旅割28はやや高い上にキャンセルしづらいリスクがある。
双方のデメリットを補うのに適しているのが、旅割75で予約し、プレミアムクラスへの当日アップグレードを狙う方法です。
当日アップグレードが成功した場合、プレミアムポイントは旅割75(羽田ー那覇片道)の1,476PPから2,460PPに増加します。
当日アップグレードの費用は9,000円です。
5万PP達成には当日アップグレード10往復分が必要となり、運賃を合わせた総費用は約38万円になります。
全日程旅割75で行くよりも時間を短縮でき、プレミアム旅割28よりも安く、万が一払い戻しとなる場合のリスクも抑えられます。
良い事づくめの方法ですが、当日アップグレードできるかが一番のハードルなので、平日に修行できる人向きのプランと言えます。
当日アップグレードの方法は↓をご覧ください
プレミアム旅割28・旅割75のデメリット
最安と最短のルートを紹介しましたが、共通して言えるデメリットが「予約を取りづらい」、そして「飽きる」ということです。
プレミアム旅割28を利用しても、那覇に9回も行かなければなりません。
修行とはいえ、ちょっとイヤですよね。(そして世の中の一般常識からするとキチガイ行動です)
国内線の場合、1度のフライトである程度PPを獲得できるのが那覇や石垣、宮古路線に限られますので、そんなに選択肢はありません。
ところが、国際線も視野に入れるとその幅が一気に広がります。
「沖縄9回も行きたくないよ」という人はぜひ検討したいところです。(私も沖縄往復は2回目で飽きました)
一般的に修行に向いているルートはこれらです。
- アジア・オセアニア路線のプレミアムエコノミー(Super Value Plus)
- 旅作のセール(基本的にはこれもアジア・オセアニア路線)
- スターアライアンス加盟航空会社の安い便・セール
ここからは具体的に私が検討したプランで説明していきたいと思います。
プラン① OKA-SIN プレミアムエコノミー2往復
プレミアム旅割28が予約しづらい状況の中、最初に考えていたのが、シンガポールにプレミアムエコノミーで行くプランです。
OKAーSINというのは、那覇空港の空港コードOKAとシンガポールの空港コードSIN、つまり那覇発シンガポール行きを意味しています。
このプランの特徴は、
- 週末(土日)のみで往復が可能
- プレミアムポイントは1回 2万PP以上
- プレミアムエコノミーなのでプチ贅沢
ルートはこんな感じです。
※数字は搭乗の順番(往復)を示しています
シンガポール往復の前後に羽田-沖縄往復が入っているのは、国際線チケットに付く国内線は、国内乗り継ぎ区間として扱われ、約1万円の追加で約4,000PP、PP単価なんと2.5円という修行層にとっては悶絶必須の好条件で飛べるからです。
ただし、乗り継ぎ扱いにしてくれるのは国際線区間の前後1回のみです。
つまり那覇発シンガポール行きのチケットを買うことになるので、羽田-那覇の往復分は別に購入する必要があります。
旅程とチケットの関係をまとめるとこのようになります。
スマホで見づらい方は画面を横にして下さい。
チケット | 日付 | 出発空港 / 出発時刻 | 到着空港 / 到着時刻 | 便名 | クラス | 獲得PP |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 土曜 | 羽田 / 8:40 | 那覇 / 11:15 | NH467 | プレミアム | 2,860 |
B | 那覇 / 12:15 | 成田 / 15:00 | NH2158 | エコノミー | 1,968 | |
B | 成田 / 17:00 | シンガポール / 23:15 | NH803 | プレエコ | 5,368 | |
チャンギ空港泊 | ||||||
B | 日曜 | シンガポール / 6:00 | 成田 / 14:10 | NH802 | プレエコ | 5,368 |
空港間移動 | ||||||
B | 羽田 / 17:20 | 那覇 / 19:45 | NH1097 | エコノミー | 1,968 | |
C | 那覇 / 20:35 | 羽田 / 23:00 | NH478 | プレミアム | 2,860 |
チケットBがシンガポール往復の国際線に那覇-東京の乗継が付いたもの、チケットAとCはそれぞれ羽田-那覇の片道を買います。
チケットBは、Super Value Plusという種類の航空券が一番安く、10万円強でプレミアムエコノミーでシンガポール往復できます。
これがよくできたプランでして、まずプレミアムエコノミーですので、エコノミーよりも快適です。
プレミアムエコノミーのメリット
- 広い座席空間と本革シート
- 優先チェックインカウンター
- 手荷物優先タグ
- ANAラウンジの利用(シンガポールではSATS プレミアムクラブラウンジ)
- デザート・飲み物・軽食のグレードアップ
ゆったり座席とラウンジが利用できるのが嬉しいですね。
また、チャンギ空港内で夜を明かしますので、シンガポールに入国する必要がありません。(入国審査で疑われる心配なし)
加えて、ラウンジを使えますので、居場所、飲食に困ることもありませんし、宿泊費を0円に抑えることもできます。(トランジットホテルに泊まっても数千円)
ちなみに、プレミアムエコノミーのSuper Value Plusはアップグレード可能なチケットですので、マイルやアップグレードポイントでのビジネスクラスへのアップグレードが可能です。(アップグレードしても獲得できるプレミアムポイントはプレミアムエコノミーと変わりありません)
チケットAとCをプレミアム旅割28で取るとすると、費用とPP単価はこれぐらいになります。
獲得PP | 費用 | PP単価 |
---|---|---|
20,392 | 約18万円 | 約8.83 |
PP単価はものすごく優秀というわけではないですが、土日だけの活動で2万PPオーバーはかなり優秀です。
プレミアム旅割28が取りづらい時期は、1日那覇2往復が難しいので、大量獲得するにはこのプランはかなり有効です。
ちなみに、成田-シンガポール区間をエコノミーにするとPP単価を下げられます。
獲得PP | 費用 | PP単価 |
---|---|---|
11,856 | 約9.3万円 | 約7.84 |
ただし、獲得PPがかなり減ってしまいます。
また、全旅程エコノミークラスになり、体力的にかなりハードな修行になります。
OKAーSINのデメリット
土日で2万PP獲得できて、しかもプレミアムエコノミーが利用できてとても良いプランなのですが、ひとつ問題があります。
それは、割安料金でプレミアムエコノミーに乗れる、Super Value Plusにあります。
運賃規定(抜粋) | Super Value Plus |
---|---|
予約クラス | プレミアムエコノミー(E) |
予約期限 | 日本出発の28日前まで |
必要旅行日数 | 1日(土曜日の滞在を含む) |
最長滞在日数 | 14日 |
乗り換え | 日本国内で往路・復路1回可 |
途中降機(ストップオーバー) | 不可 |
予約変更 | 不可 |
払い戻し | 不可 |
予約変更も、払い戻しもできません。
沖縄発の場合、運賃は12万超、前後のプレミアム旅割も併せると17万円になります。
万が一、何かの理由で乗れないなんてことになると、あまりに大きな痛手を負うことになります。
この点が気になり、他のプランも検討することにしました。
旅作(海外)でもOK
上記と同様のプランでシンガポール以外にも、クアラルンプール、バンコクなど近隣都市に行くことも可能ですが、Super Value Plusの運賃が安く、便数も多いシンガポールの方が修行向きと言えます。
シンガポール以外に行きたい、あるいは宿泊&観光もしたいという場合は、旅作のセールを狙う方法があります。
↑でも紹介しましたが、旅作は宿泊付きの上、航空券だけの運賃よりも安くなることがあります。
しかも、旅作のプレミアムエコノミーは、航空券のみを買う時と同じプレミアムポイントを獲得できます。(積算率 100%)
前後にプレミアム旅割28(羽田-那覇)をつける那覇発の往復プランの場合、バンコクで19,062PP、シドニーなら25,044PPになります。(シドニーはSuper Value Plusで行く場合でもPP単価9円未満になりますが、1泊4日の日程になり、日数が多くなるのが難点です)
旅作の場合、日程の変更はできませんが、所定の手数料を払えばキャンセルが可能なので、Super Value Plusに比べるとリスクが少ないというメリットがあります。
ただし、最低宿泊日数があるため、タッチ修行はできません。
旅作を予約する場合は↓の方法を経由すると数%分のポイントバックがもらえます。
プラン② 海外発券でクアラルンプール2往復
プレミアムエコノミーでのSINタッチは払い戻し不可というリスクがあることがわかったため、海外に行って大量にプレミアムポイントが獲得でき、かつPP単価の低い方法を探したところ、「海外発券」という方法にたどり着きました。
通常、航空券を購入する時、羽田・成田-ニューヨークのように、日本が出発地点になっている航空券を購入しますよね?(当たり前ですが)
海外発券は、日本が出発地点ではなく、ニューヨーク-羽田のように、海外の都市が出発地点の航空券を購入することを言います。
つまり、往路と復路が逆になった航空券を買うわけですが、実は同じ区間を飛ぶのに日本発と海外発で料金が違います。
で、その中でも安いと言われているのが、クアラルンプール(マレーシア)発-日本行きのチケットです。
例えば、9月のある日の羽田-クアラルンプール往復を比べると
エコノミー | プレミアムエコノミー | ビジネス | |
---|---|---|---|
日本出発 | 62,780円 Value |
135,780円 Super Value Plus |
264,780円 Value Plus |
クアラルンプール出発(海外発券) | 46,440円 Basic |
120,100円 Basic |
151,140円 Flex Plus |
どうですかこの違い!?
上表の日本出発のチケットはいずれも予約変更不可なのに対して、クアラルンプール出発のチケットは予約変更可能(Basicは手数料が必要)なものです。
同じ券種で比較すると料金の差はさらに広がります。
しかも海外発券は、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの日本の繁忙期でもあまり料金は変わりません。
海外発券でもSKYコインで決済可能ですので、↓の方法で貯めたマイルからSKYコインに交換すれば実質タダで修行が可能です。
この中で注目なのが、海外発券の
エコノミー 46,440円 予約変更可(有料)、払い戻し可(有料)
ビジネス 151,140円 予約変更可(無料)、払い戻し可(有料)
です。
プレミアムポイントは日本発と同じだけもらえますので、PP単価が飛躍的に下がります。
運賃 | PP | PP単価 | ||
---|---|---|---|---|
エコノミー | 東京-クアラルンプール 往復(日本発) | 62,780円 | 5,006 | 12.54円 |
クアラルンプール-東京 往復(海外発) | 46,440円 | 5,006 | 9.28円 | |
ビジネス | 東京-クアラルンプール 往復(日本発) | 264,780円 | 13,316 | 19.88円 |
クアラルンプール-東京 往復(海外発) | 151,140円 | 13,316 | 11.35円 |
エコノミーは10円以下、ビジネスは日本出発に比べて劇的に下がりました。
そして、海外発券したクアラルンプール-東京の航空券には、日本国内区間の往復を格安で付けることができます。
例えば、クアラルンプール⇄羽田⇄石垣にすると、
運賃 | プレミアムポイント | PP単価 | |
---|---|---|---|
エコノミー | 57,280円 | 9,902 | 5.78 |
ビジネス(国内区間はエコノミー) | 158,180円 | 18,212 | 8.69 |
いずれも驚異的なPP単価になります。(国内区間だけのPP単価は1.44円!)
ルートはこんな感じですね。
エコノミーなら4回ほど繰り返せば、4万PP近く貯められ、この方法を駆使すればスーパーフライヤーズGETの最安の方法になりそうです。
ちなみに、日本に行ってからクアラルンプールに戻るのに1ヶ月以上空けることもできますし、ストップオーバー可能なので、羽田⇄石垣は別日に行っても構いません。(予約変更も可能)
どうやってクアラルンプールに行くのか?
問題は、クアラルンプール出発ですので、最初にどうやってクアラルンプールに行って、最後どうやって日本に戻ってくるかです。
一番ベーシックな方法は、日本⇄北京⇄クアラルンプールのエアチャイナ便を利用する方法です。
エアチャイナはスターアライアンスに加盟していますのでプレミアムポイントを獲得できます。
エアチャイナ便はビジネスクラスでも数万円で往復できますので、シートもゆったり、ラウンジも使える上にPP単価も低いため修行僧に人気があります。
ですが私は、「エアチャイナには乗らない」と決めていますので、別の方法を探しました。
(乗らないのは単なる気持ちの問題だけなのですが、実際以下のようなデメリットがあります)
- 北京経由になるので、羽田からの直行便に比べて時間がかかる
- プラチナ獲得のためにはANAグループ便で最低2.5万PP必要なので、エアチャイナだけに乗ることはできない
- ANA便のみで4万PP以上獲得すればアップグレードポイントを20ptもらえる(ANA 3万PP以下だと8pt)
- ビジネスクラスとはいえ、日系航空会社のそれに比べるとチープ
- 航空券をSKYコインで買えないので実費が必要になる(詳しくは↓)
エアチャイナ以外の方法としては、SINタッチでも紹介したSuper Value Plusがクアラルンプール路線にもあり、プレミアムエコノミーに割安運賃で搭乗できます。
しかし、残念ながらこのチケットは出発後14日以内に帰国しないといけないため、その間に海外発券の日本行きで往復をうるのは、現実的に厳しいです。
ANAの特典航空券で行くという方法もありますが、お金がかからない代わりにプレミアムポイントが貯まりません。
あるいは、LCC(格安航空)を乗り継いで行くという方法もありますが、これもプレミアムポイントが貯まりませんので、SFC修行としては効率が悪くなってしまいます。
となると選択肢はあまりなくて、普通にANAのエコノミーの往復チケットを買うという選択肢になります。
旅程にするとこんな感じです。
チケット | 日付 | 出発空港 / 出発時刻 | 到着空港 / 到着時刻 | 便名 | クラス | 獲得PP |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 土曜 | 羽田 / 8:40 | 那覇 / 11:15 | NH467 | プレミアム | 2,860 |
B | 那覇 / 12:15 | 成田 / 15:00 | NH2158 | エコノミー | 1,968 | |
B | 成田 / 17:20 | クアラルンプール / 23:35 | NH815 | エコノミー | 2,503 | |
C | 日曜 | クアラルンプール / 14:15 | 羽田 / 22:15 | NH886 | ビジネス | 6,658 |
数日~数週間空けて | ||||||
C | 土曜 | 羽田 / 6:20 | 石垣 / 9:10 | NH089 | エコノミー | 2,448 |
C | 石垣 / 15:10 | 羽田 / 18:05 | NH092 | エコノミー | 2,448 | |
数日~数週間空けて | ||||||
C | 金曜 | 羽田 / 23:30 | クアラルンプール / 6:00 | NH885 | ビジネス | 6,658 |
B | 土曜 | クアラルンプール / 14:15 | 羽田 / 22:15 | NH886 | エコノミー | 2,503 |
羽田泊 or 一時帰宅 | ||||||
B | 日曜 | 羽田 / 8:40 | 那覇 / 11:45 | NH467 | エコノミー | 1,968 |
D | 那覇 / 20:35 | 羽田 / 23:00 | NH478 | プレミアム | 2,860 |
プレミアムポイントの合計は32,874PPになります。
エコノミークラスの割安運賃の場合、出発から2ヶ月以内に帰国すればOKです。
上記旅程で言えばチケットBの出発と帰国の間が最長2ヶ月までOKということです。
- 海外発券となる「クアラルンプール-羽田-石垣」のチケットは日程変更可能(無料)、払い戻し可能(有料)
- 1度目の帰国後と2度目の出発前に那覇に行く必要がないので、日程にゆとりがある(SINタッチと比べて)
- ビジネスクラスに乗れる(海外発券のチケットをビジネスクラスにすれば)
- 直前でもビジネスクラスの予約が取り易い
- SINタッチ×2回に比べると獲得できるプレミアムポイントが少ない(羽田-那覇往復をプラスして同じぐらい)
- 稼働日数が1日増える(SINタッチ2回と同等のPPにするにはプラス2日必要)
- エコノミーでの往復が1回発生する(プレミアムエコノミーより席狭く、ANAラウンジ利用できない)
- 1セットの予約に大量のSKYコインが必要になる(2ヶ月の間にフライトが集中する)
SINタッチの最大の弱点が払い戻しができないということでした。
こちらの旅程の場合、海外発券分(KUL-TYO-ISG)は、日程の変更が無料で可能です。
また、東京ークアラルンプール間のエコノミー(Value)は日程の変更はできませんが、2万円程度の手数料で払い戻し可能です。
最初と最後の羽田ー沖縄をプレミアム株主優待(日程変更可能)にすれば、万が一当日搭乗できなくなった場合でも、被害額をかなり抑えることができます。
また、プレミアムクラス那覇往復のみの修行に比べてフライトの回数や日数は増えますが、宿泊をすればマレーシアを満喫できますし、LCCに乗り継いで近隣国を旅することも可能になります。
ビジネスクラスにする場合は、獲得PPが大幅に増えて、効率が上がるのに加えて、座席がフルフラットになるスタッガードシート、充実の機内食とフライトがかなり楽になります。
海外発券を旅作でサンド
クアラルンプールで2泊あるいは3泊してもいいという場合は、旅作(海外)で海外発券を挟むという方法もあります。
プレミアムエコノミーを利用すれば、獲得PPは合計で38,682PPになります。(羽田ー那覇 プレミアム旅割28を2往復を足すと5万PP達成になります)
例えば、こちらセールでのプレミアムエコノミーのプランです。
これぐらいお得なセールなら、PP単価も大幅に改善します。
旅作は航空券と宿泊がセットになったパックですが、旅行中の宿泊すべてをこのパックのホテルに泊まる必要はありません。
例えば、↓のような12泊14日の旅程の場合、
旅作で検索した時の初期設定は泊数が12泊になっています。
これを↓のように泊数を変更することができます。(プラン毎に最低の泊数が決まっています)
チェックイン日を変更することもできます。
もちろん、泊数やチェックイン日を変更しても、飛行機の往路・復路の日程は変わりませんので、宿泊がない期間に海外発券した便で日本に帰国、再度訪問というプランを立てることができます。
注意点としては、旅作の海外ツアーは最大28日ですので、Super Value Plusほどではないですが、修行スケジュールが過密になってしまうことです。
旅作を予約する場合は↓の方法を経由すると数%分のポイントバックがもらえます。
海外発券を使った最安修行
海外発券のクアラルンプール⇒東京⇄石垣のエコノミーなら前述の通り、57,280円で9,902PPになります。
これを4往復と、前後にプレミアム旅割28の羽田⇄沖縄、そして沖縄⇄クアラルンプールをANAエコノミーまたはエアチャイナのビジネスクラスのいずれかを使うプランの場合、どちらのプランでも5万PP達成となり、費用は30万円強になります。
国際線に乗るパターンでは最安の方法だと思われます。
エコノミーでの搭乗が多くなるのが大変なところですが、クアラルンプール往復と石垣往復を別日程にすることで、金曜夜 羽田発→土曜朝 クアラルンプール着、土曜宿泊、日曜午後 クアラルンプール発→日曜夜 羽田着と、クアラルンプールを満喫できます。
プラン③ シンガポール往復+クアラルンプール往復(海外発券)
さて、私が最終的に決めたのがこちらのプランになります。
単にプレミアムポイントを獲得するという意味では、前述のプランでもまったく問題ありません。
が、実は修行のプランを考えていた時にバリで働いている知人と会う機会があり、話が盛り上がって「バリいきたい!」となったのがキッカケです。
元々家族に迷惑を掛けないように、修行中に観光するつもりはなかったんですが、妻に相談し、承諾をもらいました。
考えたプランがこちら。
チケット | 日付 | 出発空港 / 出発時刻 | 到着空港 / 到着時刻 | 便名 | クラス | 獲得PP |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 木曜 | 羽田 / 22:55 | 那覇 / 1:35 | NH999 | プレミアム | 2,860 |
B | 金曜 | 那覇 / 3:35 | 羽田 / 5:55 | NH1000 | エコノミー | 1,968 |
B | 土曜 | 羽田 / 0:20 | シンガポール / 6:20 | NH843 | エコノミー | 2,484 |
C | シンガポール / 9:10 | クアラルンプール / 10:10 | AK702 | エコノミー | 0 | |
クアラルンプール泊 | ||||||
D | 日曜 | クアラルンプール / 14:15 | 羽田 / 22:15 | NH886 | ビジネス | 6,658 |
1週間後 | ||||||
D | 土曜 | 羽田 / 6:20 | 石垣 / 9:10 | NH089 | エコノミー | 2,448 |
D | 石垣 / 15:10 | 羽田 / 18:05 | NH092 | エコノミー | 2,448 | |
4週間後 | ||||||
D | 金曜 | 羽田 / 23:30 | クアラルンプール / 6:00 | NH885 | ビジネス | 6,658 |
E | 土曜 | クアラルンプール / 7:45 | デンパサール(バリ) / 10:45 | XT853 | エコノミー | 0 |
バリ泊 | ||||||
F | 日曜 | デンパサール(バリ) / 20:40 | シンガポール / 23:15 | KL0836 | エコノミー | 0 |
チャンギ空港泊 | ||||||
B | 月曜 | シンガポール / 6:00 | 成田 / 14:10 | NH802 | エコノミー | 2,484 |
B | 羽田 / 17:15 | 那覇 / 19:50 | NH1097 | エコノミー | 1,968 | |
G | 那覇 / 20:40 | 羽田 / 23:00 | NH478 | プレミアム | 2,860 |
最初のフライトをギャラクシーフライトに
クアラルンプールに行くにしても、シンガポールにしても現地の滞在時間をのばすには、深夜便で出発するのが有効です。
ただ、現地に土曜日の朝着こうとすると、金曜夜に東京にいる必要がありますので、その前の那覇往復が平日の金曜日になってしまいます。
金曜日に確実に休みを取れるのかわからないため、ギャラクシーフライトで沖縄タッチすることにしました。(修行僧っぽい!)
金曜日休みを取れれば休息にあて、出勤ということなら一日頑張ります。
ちなみに、金曜朝の娘の保育園への送りも可能な日程になっています。
WEB予約の方法
今回、前日未明のギャラクシーフライトで那覇ー羽田、翌深夜に羽田ークアラルンプールという日程になっていますが、この旅程をWEBで予約するには少しテクニックが必要です。
こちらのように、羽田ー東京と東京ーシンガポールの便をわけて入力し、それぞれの出発日を1日ずらします。
検索後、「他のフライトを見る」で調整すると、
このようにギャラクシーフライトで羽田へ、翌深夜にシンガポール行きにできます。
国際線の国内乗り継ぎは最大24時間あけることができますが、WEB予約の場合、通常乗り継ぎのフライトは乗り継ぎに最低限必要な時間に近いフライトのみ表示されるため、これだけ乗り継ぎの間隔をあけることができません。
今回シンガポール行きが0:20と日付を跨いでいるため、このような選択ができました。
クアラルンプール行きの場合、出発が23:30ですので、恐らく電話予約でないとこのような予約の仕方はできないのではないかと思われます。
エコノミーでの往復をシンガポールに変更
クアラルンプールではなくシンガポールにした理由は、
- シンガポール 6:00発の便が14:10成田着で、帰国後ギリギリその日中に那覇往復が可能
- デンパサール(バリ)発の便が遅くまである
この二つがうまく重なって、少ない日数でバリの滞在時間を最大限増やせるからです。
バリからクアラルンプールに戻り、それから東京⇄那覇となると、デンパサールに15時くらいについて、翌日那覇往復をするか、デンパサール夜発の場合は、那覇から羽田に戻るのが翌々日になってしまいます。
シンガポール 6:00発の場合、14:10 成田着、成田⇔那覇便ではその日中の往復はできませんが、成田から羽田に空港間移動すれば、羽田 17:15発に乗ることができます。
成田・羽田の空港間移動は最低3時間必要という規定があるため、クアラルンプール早朝発(成田着)の便だと間に合いません。
1回目の行きでシンガポールからクアラルンプールに飛ばないといけないのは若干面倒くさいですが、バリの滞在時間を延ばせるという意味では無駄のない日程にできるのではないかと思います。
バリで1泊2日
バリでは、ヴィラに1泊します。
クアラルンプール→デンパサール、デンパサール→シンガポールは、ANA便はないため、往路はエアアジア、復路はKLMオランダ航空にしました。
LCC(格安航空)に慣れている方ならお気づきかもしれませんが、実はクアラルンプール国際空港についてからエアアジアが出発するまでの時間が1時間45分しかなく、この点は結構心配しています。
チケットを購入した後で知ったのですが、エアアジアの国際線は出発1時間前のチェックイン必須、クアラルンプール国際空港はKLIA1とKLIA2に分かれていて、ANAからエアアジアの乗り換えにはターミナルの移動が発生します。
ターミナルの移動が発生するということは、入国審査→ターミナル移動→保安検査→出国審査を通過しなければなりません。
チェックインに関しては恐らく事前にWEBチェックインを済ませておけば問題ないと思いますが、出発の30分前に搭乗ゲートにいけるのか。
ANAが遅れないことは大前提として、予め移動ルートを把握して、やっとギリギリ間に合うレベルだと思います。
最悪、当日現地でチケットを追加購入することになるかもしれません。
一方帰路、デンパサールからシンガポールの便は、実はジェットスターの方が遅くの便があります。
先ほどのクアラルンプールからバリに行く便は最悪乗れなくても元々安いLCCが何便も飛んでますから、到着が遅れたとしても痛手は少ないです。
ところが、シンガポールから帰国する便に乗れないのは仕事にも影響するので避けたいところです。
そのために、LCCよりはリスクの少ないKLMオランダ航空にしました。
プラン①やプラン②のようなANA便だけに乗る日程であれば、到着が遅れたり、乗継の心配をする必要はないのですが、バリに行きたいがためにややリスクが上がってしまいました。
実は、羽田⇄ジャカルタ⇄デンパサールのルートも検討したのですが、同じ日数でもバリ滞在時間がものすごく少なくなっちゃうことと、ジャカルタ⇄デンパサールがANA以外の便になるのでSKYコインで購入できないという理由で断念しました。
限られた日数で、安く行こうとするとこれが限界な気がします。
費用とPP単価
長々と説明してしまいましたが、こちらのプランの獲得予定プレミアムポイントとPP単価はこちらになりそうです。
獲得PP | 費用 | PP単価 |
---|---|---|
32,836 | 約29.1万円 | 約8.88 |
現在1.1万PPですので、このままだと残りプレミアムクラスのOKAタッチ1回(5,720pt)やっても5万PPに達成しないため、どこかで当日アップグレードが必要です。
狙いやすいのは、金曜早朝の那覇発ギャラクシーフライトでしょうか、なんとかGETしたいです。
当日アップグレードに成功すると、修行のトータルPP単価はこんな感じになるかと。
獲得PP | 費用 | PP単価 |
---|---|---|
50,542 | 約44.4万円 | 約8.78 |
急遽始めた、勢いだけの修行としてはまずまずの結果になりそうな。
こちらのプランのメリットをまとめると
- SINタッチのように毎回那覇往復のサンドイッチをしなくていい
- ANAのビジネスクラスに乗れる
- クアラルンプールに1泊できる
- バリも1泊できる
- 石垣にもいける
当初考えていたマジメな修行とは違う方向に。。
海外発券の方法
最後に海外発券の方法を紹介したいと思います。
ものすごく簡単です。
こんな感じで、海外の都市を出発地に指定するだけです。
運賃の支払いは日本円、SKYコインの利用も可能です。
おわりに
というわけで、最終的には最安でも最短でもない、ちょっと寄り道をしながら解脱を目指す修行になりそうです。
SFC修行の面白さは、こんな風に人それぞれ色んな方法で達成できるところにあるんだと思いました。
長い日程になりますので、体調には気をつけながら、楽しみたいと思います。
スーパーフライヤーズカードについて詳しくは↓
SFC修行をお金をかけずにやる方法
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