無事SFC修行を終え、ANAプレミアムメンバーサービスのプラチナステイタスになりました。
そこで気になるのは、事前サービスの内容と開始タイミング、ステイタスカードはいつ届いて、何に使うのか。
プラチナステイタス到達後に気になることをまとめてみました。
Contents
プラチナステイタスになるのは5万PP反映の翌日
まずはプラチナステイタスになるタイミングについて。
私の場合、こんな流れでした。
SFC修行最後のフライトの翌日、搭乗分のプレミアムポイントが反映され、5万PP達成となりました。
記念すべき5万PP越え!
しかし、この時点では
ステイタスはブロンズのままです。
その翌日にプラチナステイタスに変わりました。
嬉しさと同時にほっとした瞬間です。
画面が切り替わるのはアプリは深夜0時ぐらい、WEBサイトの方は早朝のようです。
その日のお昼にメールでも「プラチナサービス到達のお知らせ」が届きました。
そしてさらに10日後、プラチナステイタスカードが送られてきました。
時系列にまとめるとこうなります。
11/12(0日後) SFC修行ラストフライト(ANA便)
11/13(1日後) プレミアムポイント反映(50,000PP超え)
11/14(2日後) プラチナステイタス画面に
11/24(12日後) プラチナステイタスカード到着
プラチナステイタスに変わるのは「プレミアムポイントが5万を超えた翌日」です。
これは揺るぎありません。
プレミアムポイント反映までの時間はケースバイケース
しかし、プレミアムポイントの反映日はケースによって異なります。
ANAグループ便に搭乗した場合は、搭乗日の翌日にプレミアムポイントが積算されます。
スターアライアンス加盟航空会社の便に搭乗した場合は、搭乗日から3日~1ヶ月かかります。
また、搭乗前にマイレージ番号の登録をしなかった場合、あるいはトラブルでできなかった場合は、事後登録という形になります。
事後登録受付期間 | PP積算のタイミング | |
---|---|---|
ANA便(国内線) | 搭乗翌日午後以降~6カ月以内 | 約2週間 |
ANA便(国際線) | 搭乗後3日以降~6カ月以内 | 約1ヶ月 |
スターアライアンス加盟航空会社便 | 搭乗後3日以降~6カ月以内 | 即時※または約1ヶ月 |
※一部のスターアライアンス加盟航空会社運航便については、ご搭乗後15日以降経過した搭乗分のマイル・プレミアムポイントは即時に申請結果の確認が可能(対象航空会社)
事後登録によって12/31を越えてプレミアムポイントが積算される場合でも、搭乗日を基準に積算されます。
これらの要素を総合すると、プラチナステイタスになるのは、
- 5万PPに達するフライトがANA便であれば最短で搭乗の2日後
- ANA便以外の場合や事後登録の場合は数日~1ヶ月
ということになります。
1月~3月に5万PPに到達した場合
プレミアムメンバーサービスの判定期間は、1/1~12/31です。
ですので、早ければ1月にプレミアムポイント5万到達も可能です。
しかし、ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドのステイタス反映は最短で4/2です。
平会員が3月までに5万PPを達成した場合は4/1まで平会員のままですし、プラチナステイタス期間中の会員が3月までに10万PPに到達した場合も4/1まではプラチナのままです。
これは後述の事前サービスと関連しています。
プラチナ事前サービスの開始はいつから?
ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドのプレミアムメンバーサービスを受けられるのは、条件達成(プレミアムポイント集計期間は1/1~12/31)の翌年度(翌年4/1~翌々年3/31)ですが、事前サービスという形で条件達成の2~3日後(ただし4月以降)から翌年3/31までサービス・特典を受けることが可能です。(2~3日後というのは公式サイト表記上のルール)
ですので、事前サービスと実際のステータス期間を併せると最長2年間(4月に事前サービスを開始した場合)プレミアムメンバーのサービスを受けることが可能です。
ただし、プレミアムポイントが後日加算されるような場合で12/31を超えて条件達成した場合は、事前サービスを利用することはできません。
また、アップグレードポイントによる座席のアップグレードやラウンジの利用、SKYコインへの交換は事前サービスでは利用できません。
各ステイタスホルダーに贈られるネームタグやマガジンなどのプレゼント類も事前サービスの対象外です。
では、プラチナステイタスの事前サービスはいつから受けることができるのでしょうか。
答えは「ANA公式サイトやANAマイレージクラブアプリが、プラチナステイタスの画面になった時から」のようです。
つまり、先ほどの
- 5万PPに達するフライトがANA便であれば搭乗の2日後
- ANA便以外の場合や事後登録の場合は数日~1ヶ月
と同じになります。
プレミアムポイントが5万に到達していてもブロンズ画面の状態ではNGですので注意が必要です。
ただし、全ての事前サービスがプラチナステイタスになった直後から利用できるわけではありません。
プラチナサービス(プラチナステイタスで受けられる特典)の中には、「ステイタスカード」の提示が必要なサービスもあり、これらはカード到着まで利用できません。(詳しくは後述します)
スーパーフライヤーズカードの申し込みもプラチナステイタスになってから
スーパーフライヤーズカードの申し込み条件は「プラチナステイタス」(ダイヤモンド、ミリオンマイラーでも可)ですので、5万にPP到達してもプラチナステイタスに変わらない限り申し込みはできません。(後日詳しく解説します)
プラチナサービス「ステイタスカード」到着!
プラチナに限らず、ブロンズ、ダイヤモンドも含めてプレミアムメンバーサービスのステイタスカードはANAから自動的に送られてきます。
前述のように、ラストフライトから12日後にプラチナステイタスのステイタスカードが到着しました。
ボロボロの状態で到着しましたw
いざ開封!
入っていたものは
- プラチナサービスのステイタスカード
- ANAプラチナサービスの説明書
- ANAカードに関するインフォメーション
- スーパーフライヤーズカードの案内
- ANAマイレージクラブアプリの案内
プラチナサービスの説明書はかなり詳しく書いてありました。
プラチナサービスの素晴らしさがビンビン伝わってきます。
当サイトでもプラチナステータスのサービスについて解説しています↓
スーパーフライヤーズカードの案内も同封されていましたが、こちらは案内のみのため別途申込書を取り寄せる必要があります。(後日詳しく解説します)
そして、今回の郵送物の中で最も重要なものがこれ、「ステイタスカード」です。
ステイタスカードって何?いつ使うの?
カッコイイですよね!?
カードの裏面はこんな感じです。
本カードではマイレージの登録ができない場合がございます。マイレージ登録にあたっては、「ANAカード」または「ANAマイレージクラブカード」をご提示下さい。
と記載されており、磁気カードではあるもののマイレージクラブの会員カードとしては使えないようです。
となると、何に使うのか疑問ですよね。
プラチナサービス
改めてプラチナサービスの特典を列挙してみます。
空港で
- 優先チェックインカウンター
- 手荷物許容量の優待
- 専用保安検査場の利用
- ラウンジの利用
- 優先搭乗
- 手荷物受け取りの優先
- 空港での空席待ち優先
- マイカー・バレーの優待(成田空港)
- 羽田空港駐車場の優先
- 香港国際空港の優先レーン
予約
- 国内線先行予約
- 国内線座席指定の優先
- 予約時空席待ちの優先
- 国際線特典航空券の優先枠
- アップグレードポイントでの座席アップグレード ※事前サービス対象外
- 国際線プレミアムエコノミー無料アップグレード
その他(ANA特典)
- フライトボーナスマイル積算率
- ANAカード更新時特別ボーナスマイル
- SKYコイン交換率アップ(最大1.7倍)
- アップグレードポイントからSKYコインへの交換 ※事前サービス対象外
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの優待
- FPVカード ATM出金手数料無料
- 専用サービスデスク
スターアライアンスゴールド特典
- 空港での優先チェックイン
- 手荷物許容量の増加
- ゴールドトラック(保安検査場優先レーン)
- ラウンジの利用
- 優先搭乗
- 手荷物受け取りの優先
- 空席待ち予約の優先
- 空港での空席待ちの優先
公式サイトによると
ANA公式サイトのプレミアムサービスページには、受けるサービスによって「プレミアムポイント条件達成からサービスご利用開始まで」の日数が「約2~3日後」のものと「約2~3週間後カード発送 ステイタスカードが届いた時点からご利用可能」のものとに分けて記載されています。ただし、
お住まいの地域によってはカードお届けまでに時間がかかる場合がございますが、デジタルカードでのステイタス提示で、カードお届け前に特典・サービスが受けられます。
とも記載されています。
つまり、サービスによって「カードが必要なもの」と「カードが不要なもの」に分けられ、カードが必要なものでもデジタルカードを使えばステイタスカード到着を待たずしてプラチナサービスを受けることができる、ということになります。
カード要・不要について、詳しくはプレミアムサービスページをご覧下さい。
デジタルカードというのは、スマートフォンアプリ「ANAマイレージクラブ」で提供される画面上のカードです。
スマートフォンの画面を提示すればステイタスカードの代わりになります。
ただし、これは公式サイト上のお話し。
実際はちょっと違う?
実際に現場で起こることはこれと少し違う気がします。
① 予約関係はステイタスカード不要
これは公式サイトに記載されている内容と一致してます。
ステイタスはANAマイレージクラブ会員(のお客様番号)に紐づくものですので、WEBで予約する際にログインしていれば、プラチナステイタスであることがANA側に伝わり、ステイタスカードを提示する必要はありません。(むしろ、インターネット上でカードを提示することはそもそもできません)
電話の場合も同様に、お客様番号でステイタスが確認できるため、ステイタスカードを持っているか否かを聞かれることはありません。
② 空港のチェックインでもステイタスカード不要
空港のカウンターでチェックインする際も、ANAの公式サイトまたは電話で予約していれば、事前にANAマイレージクラブのお客様番号が登録されていますので、何もせずともプラチナステイタスとして扱われます。
団体旅行などANA以外から航空券を手に入れている場合でも、空港カウンターでAMCカードやANAカードまたはアプリなどを提示してANAマイレージクラブお客様番号を紐付けてもらえば、スタッフ用の端末でステイタスを確認できますので、必ずしもステイタスカードは必要ではありません。(逆にステイタスカードをANAマイレージクラブの会員カードとして使うことはできません)
③ ANAラウンジ(国内線)の利用や優先搭乗時もステイタスカード不要
①②でANAマイレージクラブ会員番号が紐づいていれば、搭乗券に会員種別が記載されます。
ので、ANAラウンジ(国内線)入室時や優先搭乗時は、搭乗券のQRコードをかざすのみで入室が可能です。
ANAラウンジは同行者1名も利用可能ですが、その場合でもステイタスカードの提示は不要です。(詳しくはANA公式サイトへ)
ステイタスカードが必要なのはこんな時
① 専用保安検査場を利用する時
保安検査場は航空会社ではなく空港スタッフによって運営されているため、搭乗者が航空会社の上級会員であることを確認する術が限られています。
ファーストクラス(国内線であればプレミアムクラス)の搭乗券を持っていればそれだけで専用レーンを通過できますが、エコノミークラスあるいはビジネスクラスの場合は自分が上級会員であることを証明する必要があります。
その時に、ステイタスカードあるいはデジタルカードを提示します。
② ANAラウンジ(国際線)を利用する時
ビジネスクラスなど座席クラスにラウンジ利用の権利がある搭乗券を持っていればステイタスカード不要ですが、エコノミークラスの時は搭乗券と併せてステイタスカードの提示を求められます。
③ スターアライアンスゴールドの特典を利用する時
- ANAの便に搭乗するけどANA以外のスターアライアンス加盟航空会社のラウンジを利用する時
- ANA以外のスターアライアンス加盟航空会社の便を利用する時のチェックインやラウンジ利用時や搭乗時
- ANAの国内線に乗るけど、スターアライアンス加盟航空会社で発券した搭乗券を持っている時
これらのケースでは、航空会社側ではステイタスの確認ができないため、ステイタスカードまたはデジタルカードの提示が必須です。(受けられるサービスは前述の通り)
また、ANA以外の航空会社ではデジタルカードが認められない可能性もあるため、ステイタスカードを提示するようにしましょう。
④ 海外の空港を利用する時
ANAの便で往復する場合でも、海外の空港を利用する際はステイタスカード(デジタルカードではなく)を持参するのが無難です。
日本であれば多少のことは現場で対応してもらえますが、海外ではそうはいきません。
もし海外の空港でチェックインする時に、何かしらの理由でステイタスが反映されなかったとしたら。。
備えあれば憂いなし、思わぬトラブルが起きた時のため、海外に行く時はステイタスカード必携です。
プラチナステイタスになったらやるべきこと
プラチナステイタスになる前に予約した便がある場合、予約時点のステイタスによって受けられるサービスが決まります。
そのため、プラチナステイタスの特典を受けるために、コールセンターに電話してステイタスを紐づけ直してもらう必要があります。
空港で受けられるプラチナサービスについては、当日空港で処理してもらえば問題ありませんが、座席指定や空席待ち、アップグレードに関するプラチナサービスを受けるには電話が必要です。
まとめ
- プラチナステイタスに切り替わるのは「プレミアムポイント5万到達の翌日」
- プラチナの事前サービス開始はプラチナステイタスに変わった時(最短でフライトから2日後、かつ4/2以降)
- スーパーフライヤーズカードの申し込みもプラチナステイタスに変わった後から可能
- プレミアムポイント積算のタイミングはANA便の場合は翌日、スターアライアンス加盟航空会社の場合は3日~1ヶ月
- マイル事後加算の場合はプレミアムポイントも事後になり、1ヶ月程度かかる
- ステイタスカードが必要なのは、専用保安検査場を通過する時、国際線のANAラウンジ利用、スターアライアンスゴールドの特典を受ける時(アプリのデジタルカードでも一応可能、ステイタスカードの方が確実)
- ステイタスカードが届くのはプラチナ達成から約10日後(多少前後すると思います)
- 海外に行く時はステイタスカード必携
- プラチナになる前に予約した便がある場合は、電話するとプラチナ事前サービスを受けられる
ステイタスの反映タイミング・ステイタスカードの扱いはプレミアムメンバーサービスで共通
今回はプラチナサービスに絞って、事前サービスの開始時期やステイタスカードの使い道について書いてきました。
これらのルールは、ブロンズ、ダイヤモンドでも基本的には同じです。
事前サービスは4/2以降、ダイヤモンドでANA SUIT LOUNGEを利用したい時もステイタスカードが必要です。
> 事前サービスとは
[…]
> プレミアムポイント集計期間は1/1~12/1
は「1/1〜12/31」の誤記ではないでしょうか?
ご指摘ありがとうございます!
修正させて頂きました。