今年3月、電力小売り自由化を前に、東京電力から東燃ゼネラルへの変更を決め、申し込みをしました。
その際、電力自由化後の契約先の選び方、比較のポイント、そしてなぜ我が家が東燃ゼネラルを選らんだのかについてご紹介しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
記事を書いた時点では、まだ申込みをしたところまででしたが、その後、どれぐらいで切り替えが完了したのか、電気代は下がったのか?そして、東燃ゼネラルはどんなサービスなのか?
本日はその後のことをご紹介したいと思います。
Contents
切り替え完了まではこんな流れで進みます
① 申し込み完了通知
申込みをしたのが、今年の3月13日。
それから11日後の3月24日に、まずは申込み完了の連絡がメールで届きました。
お申込手続きは完了致しました。
お申込内容に基づき、現在ご利用の電力会社からの切替手続を行います。
(切替は2016年4月以降順次行われる予定です。)
これはあくまで、申込みの受付が完了し、これから東京電力からの切り替えをしますという内容でした。
申込み受付に11日もかかったわけですが、3月は電力小売り自由化直前でしたので、申込みが殺到していたのかもしれません。
② 切り替え完了の連絡
次に連絡が来たのが、それから約1ヶ月後の4月26日でした。(その間何の連絡もありませんでした。)
この度は「myでんき (東燃ゼネラル石油供給)」
の電力プランにお申込みいただきありがとうございました。
電気供給開始予定日が決定しましたのでご連絡いたします。供給開始予定日 :20160422
お名前 :*****
ご使用場所 :東京都************お客さま番号 :********
供給地点特定番号:********
電気料金プラン :標準プラン-従量電灯B電気供給開始(開通完了)後に郵送にて、会員専用ホームページ「
myでんきページ」のユーザーID、 パスワードをお知らせいたします。
myでんきページでは月々の電気料金や使用量をご確認いただけます。
「電気供給開始予定日4月22日って、メール来た時点で過ぎてるんですけど」と突っ込んでしまいました。
どうやらメールを受け取った時には切り替えが完了していたようです。
ともあれ、無事切り替えは完了したようです。
申込みをした後は、1ヶ月ほど待っていれば何もしなくとも切り替えが完了するようですね。
③ 切り替え完了及び会員専用ページのID/PASS通知はがき
そして、メール内に記載されていたmyでんきページのID/パスワードのお知らせはさらに約1ヶ月後の5月19日に送られてきました。(遅っ!)
ただし、この時点でmyでんきページで見られるのは、請求の明細だけ。それ以外は6月中旬に使えるようになるとのこと。
なんだか、ものすごいギリギリでやってるんですね、東燃ゼネラルさん。
④ スマートメーターの交換
で、切り替えも終わってほっとしてたんですが、6月26日、突然「東京電力」を名乗る男性が自宅に現れます。
「東京電力です。メーターの交換に来ました。」
ん??と思ったのですが、そうスマートメーターの交換が必要だったのです。
申込み前に色々調べてた時に、新電力への切り替えはスマートメーターが必要と書かれてまして、ウチもやらないとダメだろうなと思ってたのですが、先に切り替え完了の連絡が来てたので、てっきりやらなくてもいいものなのかと思ってました。
東燃ゼネラルへの切り替えが完了してから既に2ヶ月が経過してて、結局スマートメーターに交換してなくても切り替えはできてたわけですが、その時が来たわけです。
スタッフさんに電力メーターの場所を教えて、15分程度でしょうか、あっという間に交換は完了しました。
もちろん無料です。
すべて完了するまでの期間は
と、そんな感じで東燃ゼネラルへの切り替えが完了したわけです。
まとめると、
- 申込みをしてから契約の切り替え完了までは1ヶ月程度
- ネットのログインID/PASSが送られてくるまでに2ヶ月程度
- スマートメーターの交換は3ヶ月程度
かかりました。
東燃ゼネラル myでんきページはどんなサービス?
そんなこんなで東燃ゼネラルへ契約を変えたわけですが、会員専用の「myでんきページ」では何が見られるのかを紹介したいと思います。
ログインページ
myでんきページにログインするには、切り替え完了のハガキに記載されているユーザーIDと初期パスワードが必要です。
パスワードは変更可能です。
myでんき ホーム
ログインするとこんな画面が出てきます。
直近の電気使用量と請求額、それから各種メニューが並んでいます。
myでんきページでできることはざっくりと
- 毎月の利用明細の確認
- 電気使用量と電気料金のグラフ
- 各種手続き(契約容量の変更、契約プランの変更、登録情報の変更、支払い方法の変更)
- メールアドレス・パスワードの変更
です。
利用明細
一番使うのは、もちろん利用明細です。
利用明細の確認には、切り替え完了通知のハガキに記載されている「ファイルパスワード」が必要ですので失くさないようにしましょう。(myでんきページで再発行も可能です)
基本的に書かれていることは東京電力と同じなんですが、
有り難いのが、東京電力の料金と比較してどのくらい節約できているのかが記載されている点です。
東燃ゼネラルでは、我が家の契約プラン「従量電灯B」は、どんな使い方をしても東京電力より3~6%安くなります。
契約後、東京電力と比べて本当に安くなってるのか、比べるのってなかなか面倒くさいものですが、こうやって明細に記載してくれてるのは、トクしてる気分にもなって嬉しいですね。
電力使用量・電気料金 推移
myでんきページでは、明細の他に、毎日、毎週、毎月の電気使用量と電気料金のグラフも確認できます。
こちらは電気使用量のグラフです。
月別、日別、週別の他に、1日の中の時間帯別でも見れます。
これによって、ある日の電気使用量が多かった時に、どの時間帯で多かったのかということまで確認できます。
グラフの薄い棒は比較対象期間を表示しています。
電気料金の推移もこんな感じで確認できます。
東燃ゼネラルに移行してどのぐらい電気代が安くなったか?
先ほどの通り、東燃ゼネラルは、東京電力の同プランより5%程度安くなります。
使い方が変わらなければ電気代の削減効果はそのぐらいなのですが、我が家では契約の変更に併せて契約容量を60A(アンペア)から50Aに変更しました。
そういった効果もあって、電気代はこんな感じで削減できました。
2015年6月分 140kWh 4,599円(東京電力 従量電灯B)
2016年4月分 169kWh 4,802円(東京電力 従量電灯B)
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2016年6月分 171kWh 4,524円(東燃ゼネラル 従量電灯B)
一見するとわかりづらいのですが、
契約変更直前の4月と変更後6月の差額は278円、消費電力は6月の方が2kWh(約50円分)多いので、トータル約330円の削減になりました。
一方、昨年と同じ月と比較すると、消費電力量は140kWhから171kWhに増えていますが、電気料金は逆に75円下がっています。もし東京電力のままなら830円程高かった計算になります。
先ほどの時間帯別のデータが、東京電力の時と比較できればこの辺りも検証できるのですが、残念ながら見られるデータは移行後のみとなってます。
それでも、これから突然電気代が上がった時には、原因の究明がしやすくなったと思いますので、こういったサービスがあるといいですね。
ちなみに、消費電力が増えた理由は、妻が復職をして、洗濯乾燥機と食器洗浄機の利用頻度が上がったからだと思います。
東京電力の契約を続けていたのと、年間1万円もコスト削減になっていると思うと嬉しいです。
以上、東燃ゼネラル myでんきを実際に契約しみての口コミでした。
現状は満足してますので、他に良いサービスが出てくるまではこのまま続けようと思います。
電力契約の切り替えを検討している方はぜひこちらもご覧ください。
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