2017年度 上半期 株式運用結果

昨年の株式運用実績↓

2016年我が家の決算と投資成績

2016.12.28

 

 

2017年度 上半期振り返り

2017年度 上半期結果 前年末比 +0.6%

※含み損益を含む運用額ベース

 

2016年末比でほぼ横ばいという結果でした。

その間、日経平均は3.2%上昇、マザーズ指数は25.4%上昇していますので、パフォーマンス不足な感は否めません。

昨年下期以降、取引コストを圧縮するために意識的に売買を抑えており、この半期も取引の回数をかなり抑制しました。

売却したのは、コロプラのみで利益もほとんど出ていません。

保有中の銘柄については、昨年末ピークを迎えていたメタップスの下げ分を他の銘柄で補てんしている恰好になっています。

売却はほとんどしていませんが、買いの方は積極的に行い、割安になった銘柄をナンピンあるいは新規で購入しました。

現在の保有銘柄は以下の通りです。

 

保有銘柄

独自性のあるビジネス展開をしている銘柄(中長期保有)

カドカワ [9468]・・・業績予想が芳しくなく再び株価低迷。「君の名は」「けものフレンズ」などKADOKAWAの書籍・映像事業は好調を維持するも、WEB事業のドワンゴの減益影響大。KADOKAWAのコンテンツとドワンゴの技術力によるシナジーにも期待していたが、現在はKADOKAWAの電子書籍事業及び海外事業の成長に加えて、所沢に建設する物流センターによる製造コストの削減で、稼ぐ力の拡大に期待。

メタップス [6172]・・・異常に売られ過ぎていたところで購入。注目はなんといっても2020年売上高1,000億円、営業利益100億円の目標を達成できるのかどうか。毎年倍々での成長が必要なため、無茶な目標ではあるものの、オンライン決済事業のSPIKEやみずほ銀行との協業など、フィンテックやAIの銘柄として高成長に期待。現時点では、成長ペースを維持。

トリドール [3397]・・・人気うどんチェーン「丸亀製麺」等を運営。海外出店を加速中。2025年売上5,000億円目標。主力の丸亀製麺は意識的な出店ペース抑制も既存店売上増加で着実な成長を続ける。今後に向けての新業態開発、M&Aや海外展開などの投資を積極的にやっており、それらが実を結ぶかに注目。

はてな [3930]・・・人気サービス「はてなブックマーク」や「はてなブログ」を運営。売上規模が小さく、株価低迷していたものの、IT業界での認知度、はてなブログの利用数から考えて今後のマネタイズの可能性が大きいと判断して購入。広告などのコンテンツマーケティング事業に加えて、BtoBのクラウドサービスも堅調に推移しており、引き続き業績に期待できる。

 

直近割安で株価上昇が見込める銘柄

ピクスタ [3416]・・・定額制サービスを中心に順調に契約を伸ばしているものの、韓国企業の買収などの積極策に対して市場はネガティブと判断しており、株価低下。国内事業は好調を維持すると予想し、ナンピンして様子見中。

Aiming [3911]・・・70億円を超えるキャッシュ、複数ヒット作の実績から購入。次のヒットを待っているものの、主力ゲーム「剣と魔法のログレス」の低下が加速しており、どちらに転ぶかわからない状態。大規模あるいは有名IPのゲーム開発がリリースされればそれらの業績反映により復活できるものと見ている。

アイモバイル [6535]・・・利益率の高さと上場による資金が潤沢にある中で時価総額が下がった段階で購入。アドネットワーク中心に業績も堅調で、下げ要因は見当たらないものの、キャッシュの使い道を含めた将来プランが見えてないことで株価低迷中。もうしばらく様子見。

ラオックス [8202]・・・中国観光客の爆買い終了で赤字転落中も、ネットキャッシュと時価総額がかなり均衡したタイミングで購入。店舗閉鎖など構造改革を進めており、今後は堅調な業績が期待できると判断し購入。仮に多少の赤字が続く場合でも株価500円割れは超割安の水準と見ている。

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