2015年我が家の決算と投資成績

2015年も残りわずかとなりました。我が家では一昨年の暮れに50年間の資産計画をつくりまして、毎年点検、修正をするようにしています。今年も1年の振り返りと来年以降の計画を修正しましたので、ご紹介できればと思います。

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2017.05.12

余談でした。それでは本題に。

 

 

2015年の家計収支

まずは支出

予算は昨年末につくったもの、実績は12/27時点での12月末の見込みを含んでいるものになります。

大変申し訳ございませんが、全項目はお見せできず、トピックを抜粋して記載しています。

では、見ていきましょう。

予算 実績 予算差  要因
食費(一部日用品) ¥420,000 ¥615,217 ¥-195,217 4~7月に昼食代増加
食料品値上がりの影響
光熱費 ¥180,000 ¥153,658 ¥26,342
携帯 ¥168,000 ¥140,515 ¥27,485 iPhone水没事故乗り換え効果で予算クリア
医療費 ¥120,000 ¥121,661 ¥-1,661  子供の予防接種を含む
マイカー ¥436,800 ¥472,961 ¥-36,161 来年の車検&点検代前払い
家電・家具 ¥120,000 ¥420,423 ¥-300,423 電動自転車&洗濯機購入
お祝い関連 ¥120,000 ¥203,293 ¥-83,293 冠婚葬祭
旅行 ¥240,000 ¥310,935 ¥-70,935 来年のハワイ旅行前払い

食費&日用品代・・・4月に子供が産まれてから昼食の弁当が外食に変わったことが一番大きな要因です。毎日500~1,000円を続けたので万単位で出費が嵩みました。夏以降は食費圧縮のため、再び弁当に戻しました。今年は食料品の値上がりが多かったことも食費増の要因です。たまご1パック98円、豚コマ100グラム88円の日は戻ってくるのでしょうか。。

家具・家電・・・プレミアム商品券(+20%付き)発売をきっかけに妻の生活用に電動アシスト自転車を購入。加えて、8月に洗濯機のドラムが限界を迎えたため、ドラム式洗濯乾燥機を購入。ヤマダ電機で大量のポイントをもらえたものの、一時的な出費は大きくなってしまいました。ただ、どちらも高級なだけあって、とても便利です。その他、炊飯器も買ったのですが、これまた米が美味いんです。出費は嵩みましたが、長年使うものですので、良かったと思いますが、お金より気にしないといけないのは自分の体重ですね。

その他予定外の出費・・・来年、貯まったマイレージでハワイに行く予定です。夫婦の航空運賃は無料ですが、燃油サーチャージと娘の運賃、加えて宿代が先払いでしたので、今年の費用としてカウントされてます。加えて、冠婚葬祭関連の費用を入れてなかったので、そこでも超過してしまいました。

こんな感じで、今年は家電やらハワイの前払いやらで結構贅沢にお金を使ってしまいました。当然、こんな大盤振る舞いを毎年続けられる余裕はないですので、来年は節約の年にしたいと思います。

 

続いて収入

給与収入 非公開
住宅ローン控除 \170,000
一時所得(アフィリエイト等 \71,000
出産祝い金+児童手当 \301,000

今年は出産関係の収入(?)があった他、自己アクション等の収入もありました。

妻が1月から専業主婦になり、若干不安でしたが、給与収入に対する家計支出はほぼトントンと合格ラインでした。

前述の通り、明らかに使い過ぎた面もありますので、来年以降、支出を抑制すれば安定的に貯蓄ができそうです。

ちなみに帳簿上は、給与以外の臨時収入が丸々積立型の生命保険に変わってます。

そして、住宅ローンと自動車ローンの残高は減りましたので、純資産は昨年比でプラス80万円程となりました。

金融資産だけをグラフにするとこんな感じです。

金融資産推移(2015年)

 

2015年 投資・財テク

続いて、投資実績や財テクについてです。

株式運用成績

前年末比 +20.9%

日経平均株価は昨年末17,450円→12/28終値 18,873円の8.2%上昇ですので、それより良い成績を収めることができました。

昨年から始めた通算では、50.0%の上昇です。

パフォーマンス
2014年 +23.9% (税引き後)
2015年 +20.9% (税引き前)

 

銘柄別損益ランキング

勝ちランキング 負けランキング
1 U-NEXT クルーズ
2 ミクシィ gumi
3 パイプドビッツ(現バイプドHD) エムティーアイ
4 ファンコミュニケーションズ オイシックス
5 スター精密 マーベラス

2015年、お世話になった(儲かった)銘柄を発表。

まずはダントツでU-NEXT。上場来安値をドンドン更新している中、格安SIMのコミュニケーション事業も好調な状況が続いていたので、安値圏で買ったところ、高騰しまして、高値圏でうまく利益確定できました。U-NEXTはその後業績の下方修正を発表して暴落しましたが、業績の拡大は続いていますので、直近で再び安値で拾いました。

ミクシィは夏場業績が良かった時に謎の株価低迷があったので、買ったところその後の小波にうまく乗れました。

パイプドビッツ、スター精密も業績に対して割安だったところを拾ってうまく抜けることができました。

逆にマイナスをくらったのが、クルーズ、gumiなどのゲーム銘柄。クルーズはFFグランドマスターズリリース前に儲かったのですが、欲を出し過ぎたせいでその後の暴落時にナンピンし過ぎて、マイナスを拡大させてしまいました。

gumiもFFブレイブエクスヴィアスに期待して買ったものの、タイミング悪くマイナスになってしまいました。

タラレバを言っても仕方ないですが、このマイナスがなかったら今年のプラスは2倍ぐらいありました。。

ゲームはもう懲り懲りです>_<

 

保有銘柄(来年への期待)

・独自性のあるビジネス展開をしている銘柄(中長期保有)

カドカワ [9468]・・・全体の売りの中しばらく辛抱してましたが、結局押されて前月比でマイナスとなりました。しかし、そろそろ調整終了か。業績進捗は期初予想通り順調。来年1月のゲームイベント闘会議の盛り上がりに期待。長期的にKADOKAWAのコンテンツとドワンゴの技術力によるシナジーにも期待。

トリドール [3397]・・・人気うどんチェーン「丸亀製麺」等を運営。海外出店を加速中。2025年売上5,000億円目標。第2四半期終了時点で計画に対しての進捗が60%オーバー、上方修正は確実な状況ですので、引き続きガチホ。

 

・直近割安で株価上昇が見込める銘柄

U-NEXT [9418]・・・動画の定額配信サービスU-NEXT、格安SIM U-mobileを運営。社長の宇野康秀氏はUSEN創業者の子で人材サービス大手インテリジェンスの創業者でもあり、実績充分。U-NEXT、U-mobileとも順調に契約数を伸ばしており、業績拡大中。業績予想の下方修正による株価調整後、順調に戻っていたところ、12月に政府のキャリアに対する値下げ要求内容が発表された直後から再び急落。市場サイドは3キャリアに優位な内容になり、MVNOにとっては厳しい内容だったと捉えられたのだと考えれるが、正直MVNO(格安SIM)への流れは当面続くものと考えられ、かつ既にシェア3位まで上がっていることを考えると今後の上昇余地は大きいと考えられる。サービスはユニークとは言い難いが、ネットフリックスの勢いもそれほどないことや、動画配信(コンテンツ)とネットワーク事業の両輪による強みがどこまで発揮されるのかに期待。

※格安SIMの事業者別シェアは、1位が「OCN モバイル ONE」を提供するNTTコミュニケーションズの23.2%(94.1万回線)だった。2位以降は「IIJmio SIM」「BIC SIM」を提供するIIJ(インターネットイニシアティブ)の17.7%(71.9万回線)、「U-mobile」を提供するU-NEXTの7.3%(29.7万回線)、「BIGLOBE LTE・3G」を提供するビッグローブの6.3%(25.5 万回線)が続く。

スターフライヤー [9206]・・・北九州、福岡路線を中心とする航空会社。リーマンショック以降冴えない業績が続いていたが、直近の原油安の恩恵を受けて業績急回復の気配。全席モニター付きなどラグジュアリーかつユニークなサービスが好評。ANAとのコードシェア開始によって搭乗率が安定してきた。株価は安値から2倍ほど上昇したが、まだ時価総額2ケタ億円なので上昇余地あり。

ネクステージ [3186]・・・全国に展開する中古車販売チェーン。低価格、高在庫回転率を武器に業績急拡大中。今期業績予想への到達はほぼ不可能と思われるが、それでも売上規模は順調に拡大。2020年に売上高2,000億円、経常利益100億円を目指している。市場環境は厳しいが、業績の伸びに対して、PERは10倍以下と低水準。来期以降も順調に拡大していけば爆上げもあり得る。業績進捗次第で中長期保有に切り替える。

レオパレス [8848]・・・賃貸住宅大手。業績は賃貸を中心に売上、利益共に順調に拡大中も、株価はPER10倍程度と低水準。有利子負債の削減も順調に進んで今期復配、さらに今後配当性向30%まで引き上げる計画。株主優待のレオパレスリゾート無料利用券、国内宿泊50%OFFのチケットはネットオークションでも安定した価格で取引されるので、配当と合わせた還元率も魅力。今後、民泊の開放に強みを発揮できるかを注視したい。

 

12月売った銘柄

エニグモ [3665]・・・CMバンバンやるも売上の伸びは微妙。下方修正は予想通りだったが、売上の伸びが弱いことから、来期の計画未達は確実。広告宣伝費を絞っても来期純利益10億円の達成は厳しそうなので、一旦売りました。ビジネスモデルは面白いのでまたチャンスがあれば買いたいと思います。

エレコム [6750]・・・ダメになったわけではないですが、上記の銘柄を優先したかったため、一旦手放しました。

サイボウズ [4776]・・・こちらも中長期的には期待していますが、一旦上記銘柄優先のため売却。

 

その他財テク

7月にトヨタAA型種類株式 (100株 106万円)を購入しました。 

トヨタ自動車「AA型種類株式」の配当金と配当支払日、税金と確定申告まとめ

2017.05.12
元本ほぼ保証で、配当金が初年度0.5%~5年目以降2.5%まで段階的に引き上げられます。定期預金より良いので購入しました。

子供の出産祝い金と児童手当を、教育費として貯めるついでに、わずかですが金利の良いソニーの積立預金(現時点1年 0.25%)を始めました。(詳しくは後日)

※12/30追記  ふるさと納税を始めました。今年からワンストップ特例という制度が始まって確定申告が要らなくなったと知って5市区町村6万円分寄付をした後で

トヨタAA株購入→住民税の申告が必要→ワンストップ特例使えない→確定申告が必要

という落とし穴にハマっていることが発覚。。 

ふるさと納税の落とし穴に少しはまった(ワンストップ特例に注意)

2016.03.03

今年は扶養控除と医療費控除もあるので、全額控除されるか不安です。。

 

 

来年の計画

来年の収支計画

まず、家計の収支計画ですが、先に記載したような今年の予算との乖離を踏まえて、コスト増にはなってしまいますが、予算を見直しました。

食費 40,000円/月 → 45,000円/月 ※食料品値上げの影響

家電・家具 10,000円/月 → 15,000円/月 ※出産を機にあれこれ細かい出費が増えているので

冠婚葬祭 0円 → 5,000円/月 ※交際費に含めていたつもりですが足らないこともあり別項目で予算化

バッファは携帯料金が月9,000円に対して14,000円にしてるので水没ポチャがなければ大きなプラス、なんだかんだ家電・家具も余裕をもっての計画になってまして、全体では今年の実績よりも-2万円/月です。

旅行代金や車検代など今年前払いした分もありますし、来年は家電等の大型の出費もありません(あくまで予定ですが)ので、今年と違って貯金できると思います。

また、妻が働きに出られるか次第ですが、できれば住宅ローンの繰り上げ返済用の貯蓄を作りたいところです。その場合、子供の保育園料が掛かってきますが、妻の収入でプラスになります。今後は、流動的に使える資産が収入の1年分を超える部分を繰り上げ返済に充てていきたいと思います。

 

来年の財テク

貯蓄型の生命保険よりも住宅ローンを繰り上げ返済した方がメリットが大きいので、生命保険を1本払い済みにする予定です。(正直生命保険入る時にこのことを考えてなくて失敗しました) 低解約返戻金のもう1本は継続します。(詳しくは後日)

来年の大きなトピックのひとつは、確定拠出年金(企業型)を始める予定です。老後資金として貯めるなら節税対策にもなる確定拠出年金にメリットがあると判断しました。

※12/30追記 節税の面では、来年も扶養控除を続ける他、妻が失業給付をもらう間の国民年金、国民健康保険料を私の支払にして社会保険料控除を、今年に引き続きふるさと納税を実施したいと思います。

また、確定申告をすることになってしまったので、来年以降の住民税の支払を楽天カードチャージのnanaco払いにしようかと検討中です。

もうひとつ。細かいですが、証券の特定口座を「源泉徴収あり」から「源泉徴収なし」に変更します。トヨタAA株を購入したことで確定申告が必要になりましたし、株式売却益20万円未満の場合に非課税にできるメリットもありますので。

 

以上、今年の振り返りでした。

7月にこのサイトを始めまして早半年、お世話になりました。来年も引き続きよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。

 

6 件のコメント

    • >番田さん
      NISA口座は持っていまして、使ってもいるんですが、運用が下手で、年早々に枠いっぱいになってしまいました。
      しかも、その後ほとんどの株を手放すという。。
      今年は昨年のようなことにならないよう、注意はしてますが、NISAと通常の口座の使い分けには今も悩まされてます。

      • NISA口座が120万円に増額されたのは、投資信託を毎月10万円購入できる様に対応したんですよ。私の場合は、投資資金が少額ですが2014年に再投資型を105,823円で購入して本年7月までに合計101,607円の配当金がありました。

        • >番田さん
          それはすごいですね!
          配当金がそんなにもらえる投資信託があるんですね。
          まだまだ勉強不足でした。

    • >番田さん
      マイカーリースや残クレも存在は知っていまして、少しだけ情報探したりしましたが、
      車を傷つける可能性が高いのと、ローンなら完済後買い替えまでの間に余裕ができる点で買うことにしました。
      ただ、リースについてはそこまで詳しいわけではありません。

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