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【外貨両替の手数料・レート】FXが”一番安い”はウソ!銀行・大黒屋・空港?

   

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海外旅行や出張など、海外に行く時に迷うのが「どこで両替するのか」ですよね。

ご存知の通り、外貨への両替の時には、その時の為替相場をベースに、両替を行う業者の手数料が加わるため、両替するお店によってレートが異なります。

ネットで「外貨両替 手数料」などと検索すると、「一番手数料が安い(レートが低い)のはFXです!」と書かれているサイトをよく目にします。

これは果たして本当なのでしょうか?

私の実体験を基に、検証してみたいと思います。

 

 

とある日の、両替レートを比較してみた

両替レート

2016年9月21日、東京(池袋)と成田空港の様々なお店の両替レートを調査してみました。

店舗名 円⇒ドル($1) 円⇒ユーロ(€1)
トラベレックス 池袋西口店 104.51 117.76
三菱東京UFJ銀行 池袋支店 104.62 117.58
みずほ銀行 池袋支店 104.49 117.53
三井住友銀行 池袋外貨両替コーナー 104.12 117.06
大黒屋 池袋西武前店 103.74 117.27
成田空港 第1ターミナル 千葉興業銀行 104.49 117.53
成田空港 第1ターミナル 三井住友銀行 104.12 117.06
成田空港 出国審査後 GPA 104.05 116.9

 

大手銀行でも、銀行毎に差がありまして、ドル・ユーロともに最も安かったのは、三井住友銀行の外貨両替コーナーでした。

ドルにおいては、大黒屋がそれを上回る圧倒的な安さでした。

驚いたのは、成田空港の中においても店舗によってレートが全然違うところですね。

第1ターミナルにおいては、チェックインのフロアではなく、出国審査後のGPAで両替するのが最も安い結果となりました。

そして、ユーロの両替レートはこの日GPAが一番安い結果となりました。

 

ただし!!

たった1日の比較ですので、この日に一番安いお店が常に一番安いとは限りません。

基本的に、両替のレートは、TTM(Telegraphic Transfer Middle rate: 仲値)と呼ばれる為替レートに、為替手数料(2円~3円程度)を乗せたものになります。

TTMはいわゆる市場で取引される為替レートで、どの銀行においても毎日9:55頃のレートが両替レートの基準になります。

ので、TTMは各金融機関で違いが出づらいこと、為替手数料の差もつけづらいことから、金融機関による両替レートの違いはあまりないのが実態です。

(大黒屋のドル円レートが安いのは、為替手数料すらも大部分削って販売しているものと思われます)

 

ちなみに

上表を基に、300ドルを手にするのに必要なコストを計算すると、

(最安)大黒屋 31,122円

(最高)三菱東京UFJ銀行 31,386円

その差 264円!

ですので、まあレッドブル1本程度の差であれば、血眼になって安いところを探すほどでもないように思います。

 

トラベレックスは様々な特典がある

というわけで、両替レートは大差がないわけですが、外貨両替専門店のトラベレックス(Travelex)では、お得なことがいくつかあります。

トラベレックスは、世界に1500店舗を構える、世界最大級の外貨両替専門店で、国内には76店舗あります。

トラベレックス
出典:prtimes.jp

 

クーポンがある

トラベレックスでは、両替レートが安くなるクーポンを配布しています。

クーポンは、トラベレックスの公式サイトでGETできます。

トラベレックス公式サイト

3万円以上の条件付きですが、私の経験では、1ドル当たり0.2円安くなります。

 

クレジットカードが使える

トラベレックスでは、JCBブランドのみですが、クレジットカードの支払いで両替ができます。

特別な手数料は取られませんので、クレジットカードのポイント分、お得です。

ただし、クレジットカード支払いの場合は、前述のクーポンなどの特典は受けられません。

私がメインで使っているANA VISAワイドゴールドカードは残念ながら使えませんが、ソラチカカードでの支払いは可能です。

ANA VISAワイドゴールドカード サムネイル
2016/10/6に更新しました 皆さんは普段クレジットカードは使ってますか?どんなクレジットカードを使ってますか? 最近はあらゆるお店やサービス独

 

ソラチカカードであれば、1,000円あたり5マイル獲得できますので、1マイル価値 2円とすると、1%分の還元を受けられます。

例えば、先ほどと同様、300ドルを両替するケースでは、

支払い 31,353円(大黒屋より122円高い)

155マイルGET=310円価値

ということで、損して得を取ることができます。

 

自分はマイルなんていらない!という方には、LINE Pay カードがオススメです。(実際に使えることを確認済み)

LINE Pay カードは、100円の支払い毎にLINEポイントを2ptもらえます。(2%還元)

同じく300ドルを両替するケースで、

支払い 31,353円(大黒屋より122円高い)

LINEポイント 626pt

と、ポイントバックを加味すれば、これは、大黒屋を遥かに凌駕するレートで交換できることになります。

LINEポイントは、LINE Pay カードにチャージしての買い物、LINEコイン、メトロポイント、nanaco、Pontaに交換できますので、誰でも利用価値があると思います。

ちなみに、ソラチカカードホルダーは、ソラチカカードでの直接支払いよりもLINE Pay カードで支払う方が、多くのマイルをGETできます。

LINE Pay カードについて詳しくはこちら↓

LINE Pay カード サムネイル用
この記事は2016/9/2に更新しました。 無料メッセージングアプリを運営するLINE株式会社が、オフラインの店舗でも使えるプリペイドカード「LINE P

 

さらに、ANAカードまたはANAマイレージクラブカードを提示するとマイルが貯まります。

1万円で20マイル(マイル還元率0.2%)

ANAマイレージモール – トラベレックス

 

その他、楽天カード(1%還元)やリクルートカード(1.2%還元)などもJCBブランドを選べる高ポイント還元のカードとしてオススメです。

 

 

FXを使った外貨両替には注意が必要

ネット上では、FXを使って外貨両替をするのがお得!という記事が数多くみられます。

外貨両替可能なFXの代表格、マネーパートナーズの場合、

  • 為替手数料が安い(1通貨0.2円)
  • 現金受け取りの際の手数料が定額 500円 (空港受取)
  • 好きな時に両替ができる(円高のタイミングを狙える)
  • 米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、韓国ウォン、中国元に対応

などの特徴があり、確かに、前述のデータを基に、1,000ドルの両替を考えてみると、

三菱東京UFJ銀行 104,620円

大黒屋 103,740円

マネーパートナーズ 102,200円+500円=102,700円 ※TTM 102円、外貨両替手数料 0.2円と仮定

と、マネーパートナーズが、1,000円~2,000円お得になります。



しかし、そもそもそんなに現金が必要なのでしょうか。

アメリカ、ヨーロッパなどは、よほど田舎にいかない限り、ほとんどのお店でクレジットカードが使えますし、昨今は、韓国、中国も主要都市なら問題ないと思います。

マネーパートナーズは、現金受け取りの際に、1回500円の手数料を取られますので、500ドル以下ではメリットはありません。

さらに、ポイントバックを価値として考えられるなら、

トラベレックス(LINE Pay カード払い) 104,510円 + LINEポイント 2,090pt

で、ポイント分を加味すれば、マネーパートナーズの方が高くなります。

 

マネーパートナーズのデメリット

さらに、デメリットとして、手続きが面倒、しかも前もって準備が必要です。

マネーパートナーズの外貨両替で、現金を手にするためには、以下のステップを踏む必要があります。

マネーパートナーズ 外貨両替(空港受取)の手順

受け取りは、成田、羽田、中部国際、関西国際でのみ可能で、受取日によって4~11日前に申請が必要です。(記事公開日現在)

 

私は、先日ハワイへ行く際に、マネーパートナーズの空港受取をしようと、前もって外貨両替(コンバージョン)をしていたのですが、いざ申請しようとすると、

マネーパートナーズ(空港受取) 閉鎖

とのメッセージが。。

子連れ旅行で、第2ターミナルまで行くなんて無理です。

まあ、これはレアなケースだと思いますが、こういったリスクもあります。

※そういうわけで私は、前述のトラベレックス&LINE Pay カード決済で両替をしました。

 

マネーパートナーズ以外のFX業者は?

マネーパートナーズ以外にも、FXを利用して両替、現金受け取りが可能なFX業者は存在します。(YJFXなど)

しかし、受取の為の手数料がマネーパートナーズよりも高額であるケースが多いため、現実的には使えないと思われます。

 

マネーパートナーズのメリットは?

ネガティブなことばかり続きましたが、確かに、手数料分がお得か否かという観点でいうと、そう大差ないというのが実態だと思います。

しかし、マネーパートナーズのメリットは、

  • 円高の時に両替しておける
  • それは現金でも可能だけど、外貨現金化しない時に、円に戻すコストが安い=外貨現金よりも自由度が高い

という点かなぁと思います。

現金で外貨両替してしまった後、円に戻そうとすると、とんでもなく目減りしてしまうので、将来の外貨現金のためにマネーパートナーズ口座に外貨を持っておく

という使い方がよいかと思います。

 

そもそも現金はいくら必要か?

クレジットカードをメインに、使えない時だけ「現金払い」が基本

海外に行く時は、現金は極力少なく、できるだけクレジットカードを使うことをオススメします。

詳しくは↓をご覧下さい

海外ATM
海外旅行や出張、あるいはワーキングホリデーや海外移住など、現地のお金が必要な時、誰しもが「両替にかかる手数料はできるだけ安く抑えたい」と思いますよね。 で、Googleで調べ

 

その上で、現金はいくら必要か?

どの国、どの都市にいくのか、どれぐらい滞在するのか、どのような目的でいくのか?(仕事・観光 etc)によって、大きく変わってくると思います。

先日、5泊7日、家族3人でハワイに行った時は、現金300ドルだけ持っていきましたが、ちょうど使い切る感じでした。

残りは、ソニーバンクウォレットとクレジットカードで支払いました。

Sony Bank Wallet
今年1月から利用開始された、Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)をご存知ですか?? それまで、海外でクレジットカードを使うと、為替レートに上乗せして数%
ANA VISAワイドゴールドカード サムネイル
2016/10/6に更新しました 皆さんは普段クレジットカードは使ってますか?どんなクレジットカードを使ってますか? 最近はあらゆるお店やサービス独

 

アメリカの場合、チップの文化がありますが、ほとんどのお店で、チップもクレジットカード払いが可能でした。

ので、バスや、小さなお店、一部チップ(レストランはほとんどクレカOK)での買い物ぐらいだったと思います。

ハワイ旅行記はこちら↓

子連れハワイ旅行 おもちゃ
2016年9月21日~27日まで、5泊7日のハワイ旅行(マイレージの特典航空券を利用)に行ってきました。 ↓我が家は2つの方法でマイルを貯めてます http://zai

 

3年前にイタリアに行った時もほとんどのお店でクレジットカードが使えました。

韓国、中国はここ5年で行っていないので状況がわからないですが、恐らく主要都市はほとんどのお店で使えるのではないでしょうか。

 

予め、お金の使いどころと、クレジットカードが使えるのか否かをイメージして、予想外のことも考慮してプラスα少し用意していけば、大体その通りになると思います。

行き先でどの程度クレジットカードが使用できるのかは、ヤフー知恵袋などのQ&Aサイトで調べるとよいと思います。

 

万が一、現金が足らなくなってしまった場合には、現地ATMで現金を手に入れる方法もありますので、あまり多く両替し過ぎない方がよいかと思います。

もっと言うと、ドル、ユーロ以外の通貨であれば、こちらの方が圧倒的にお得です!

詳しくはこちら↓

海外ATM
海外旅行や出張、あるいはワーキングホリデーや海外移住など、現地のお金が必要な時、誰しもが「両替にかかる手数料はできるだけ安く抑えたい」と思いますよね。 で、Googleで調べ

 

 

まとめ

まとめます。

  • 大手銀行間では、両替レートに大きな違いはない
  • 街の銀行窓口よりも、空港内の両替所の方が安い場合がある
  • 大黒屋は米ドル両替のレートが銀行よりも割安
  • マネーパートナーズの空港受取は、10万円を超える高額の両替をする時に、他社よりも手数料が安く済む
  • トラベレックスは、JCBカードが使えるので、LINE Pay カードなどのポイント還元率が高いクレジットカードを使えば、他より圧倒的にお得(マネーパートナーズよりも)
  • トラベレックスならANAマイレージが貯まる(マイル還元率0.2%)

とは言え、移住や長期出張などの長期間の滞在は別として、数年に1回行くぐらいであれば、せいぜい数万円の両替ですので、

大差はありません!

 

国内では少額だけ外貨両替をし、足らなくなったら海外キャッシング

海外ATM
海外旅行や出張、あるいはワーキングホリデーや海外移住など、現地のお金が必要な時、誰しもが「両替にかかる手数料はできるだけ安く抑えたい」と思いますよね。 で、Googleで調べ

 

これに尽きると思います。

 

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 - 旅行・マイレージ