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カドカワ2016年3月期2Q決算発表!今後の株価は?

   

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本日、カドカワ株式会社の2016年3月期第2四半期決算が発表されました。

 

 

決算結果

<<第2四半期累計>>

売上高  939億円(前年比 非開示)
営業利益 35億円(前年比 非開示)
経常利益 42億円(前年比 非開示)
純利益  19億円(前年比 非開示)

 

<<第2四半期単体>>

売上高  470億円(前Q比 100%)
営業利益 24億円(前Q比 206%)
経常利益 26億円(前Q比 155%)
純利益  21億円(前Q マイナス2億円)

 

<<セグメント別売上高>>  単位:百万円

カドカワ 2016年3月期第2四半期 セグメント別売上

<<セグメント別利益>>  単位:百万円

カドカワ 2016年3月期第2四半期 セグメント別利益

 

 

考察

可もなく不可も無くといったところでしょうか。
前Qは書籍IP事業の利益が大きく減っておりましたが、今Qで復活してます。(原因は、取次への貸し倒れ引当金が1~2億円ぐらいあるっぽいですが、それ以外はわからず..)

それ以外のセグメントは特段大きな変化はありません。
ニコニコ動画(ポータル事業)は既に成長がほぼ止まっている状態、情報メディア事業はネット化あるいはマネタイズがうまくいっていないようで相変わらずの赤字続き。

今期計画の営業利益70億円は固そうですが、逆にサプライズも無さそうな雰囲気ですね。
やはり以前お伝えした通り、新規事業が育つのをおとなしく待つしかなさそうです。

そういう意味では、来年1月開催の闘会議は賞金ありのe-sports的なイベントになるようでして、こちらは海外でも盛り上がっているジャンルですので期待しています。

“闘会議グランプリ”とは、気軽に参加できるものから本気で競い合うものまで、あらゆるゲームの大会の総称。予選トーナメントは国内予選やWeb予選、当日予選など合わせて40大会以上を予定しており、そのすべての決勝大会が“闘会議2016”内で行われる。賞金賞品総額は、現時点でなんと1億円以上とのこと。 by ファミ通.com

 

株価的には明日下げて、しばらくレンジ相場を予想します。

 

 

追記

カドカワのホームページを見ていたら川上社長のコメントが掲載されていました。

現時点での統合の効果、今後の戦略がとても明快に書かれています。

統合効果について

KADOKAWAは業界内でいち早くアマゾンとの直取引を開始したり、自前の流通センターを構想したり、構造改革を行なったり、新しい時代の出版社となるべく取り組んでいますが、これは統合したからこそ着手できた成果だと思っています。

(中略)Twitchができ、YouTubeもゲーム実況配信を始めたのです。これらが日本に逆上陸してきた時にどう対抗するかがドワンゴの大きなテーマだったのですが、この半年間で日本市場におけるニコニコの主導権は揺るぎないものとなりました。ゲーム雑誌市場で独占的シェアを持つKADOKAWAと統合し、闘会議が開催され、非常に大きな成果をあげたからです。

 

新規事業について

まずはゲーム情報ポータルです。インターネットが一般化して20年以上が経ち、各ジャンルのポータルでメジャープレイヤーが出ましたが、ゲーム情報のポータルは確立していません。これをKADOKAWAとドワンゴで確立します。ファミ通と電撃は歴史あるブランドですが、雑誌ビジネスは収益性の確保が難しくなっており、ネットでゲームポータルを取っていく必要があります。この事業は、KADOKAWAの各種雑誌のネット化の試金石になるでしょう。

次に教育事業です。ネットによる教育事業はIT企業含め各社が参入を試みるレッドオーシャンですが、まだ決定的な動きはありません。私たちらしく他社と競合しない形で教育事業に参入し、大きな事業の柱に育てます。他社のように大学授業をネット配信するなどではなく、センター試験実況、入学式や卒業式、文化祭など教育周辺の情報を扱い、地道に実績を積んでいるところです。これは非常に重要なプロセスで、ニコニコ生放送も芸能事務所にひとつずつ営業をかけて実績を積んだ結果、ここまで一般化しました。

 

そして

最後に、2015年10月1日から社名がカドカワに変わりますが、カドカワをIT企業として世の中に認知させていきます。最先端のエンジニアリング研究、技術開発、ハードウェアのエンジニアと人工知能の研究者の募集、と世界に類のない研究やサービスを発信していきます。
情報発信も頑張ってまいりますので、少し長い目で見守っていただければと思います。どうかよろしくお願いいたします。

と締めくくられています。

今のところKADOKAWAの持つファミ通、電撃の力がゲーム情報事業の大きな力になっているようです。また、出版社KADOKAWA自身も変革が起き始めています。

長い目で見守っていきたいと思います。

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