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上場ゴール企業で打線組んでみた[2014年上場IT企業]

      2015/11/03

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「上場ゴール」

上場ゴール(じょうじょうごーる)とは、上場して創業者利得を得ることを目的としているようなベンチャー企業。あるいは、上場時の初値(公募価格)が高値で株価が下落しつつづけるような会社、上場後に業績の下方修正を連発するような会社のことを指す。 by 投資用語スラング辞典

上場ゴール企業として「gumi」の名があまりにも有名になってしまいましたが、実は2014年上場企業には他にも上場ゴール企業が産まれる豊作の年でした。

そこで、今回は2014年上場のIT企業に絞って、公募価格、初値、直近の株価を調査してみました。

筆者の主観を多分に含んでおりますので、ご意見・反論などありましたらコメント欄へお願いします。

それでは、プレイボール♪

 

[2014年上場] 上場ゴール企業の打線発表

打順 銘柄 (上場日) 公募価格 初値 9/16
終値
公募価格
からの
騰落率
1 株式会社VOYAGE GROUP (2014/7/2) 2,400円 3,360円 1,687円 -29.7%
2 株式会社みんなのウェディング (2014/3/25) 2,800円 3,560円 1,439円 -48.6%
3 株式会社フリークアウト (2014/6/24) 2,000円 7,000円 1,118円 -44.1%
4 株式会社gumi (2014/12/18) 3,300円 3,300円 1,163円 -64.8%
5 株式会社CRI・ミドルウェア (2014/11/27) 2,400円 13,500円 1,360円 -43.3%
6 株式会社クラウドワークス (2014/12/12) 760円 1,316円 594円 -21.8%
7 GMO TECH株式会社 (2014/12/11) 5,800円 13,640円 4,855円 -16.3%
8 GMO リサーチ株式会社 (2014/10/21) 2,100円 4,900円 1,550円 -26.2%
9 メドピア株式会社 (2014/6/27) 4,000円 9,250円 3,860円 -3.5%

① VOYAGE GROUP

トップバッターはアドテク系の高ROE銘柄として注目を浴びたVOYAGE GROUP。
上場の期が飛躍的な成長だったのに比べて翌期以降の成長の物足りなさが嫌気されて防戦一方。
下落の安定感でトップバッターになりました。

最近はiPhoneの広告を非表示にできる「コンテンツ・ブロッキング」の懸念も売られる要因に繋がっていそうです。
とはいえ、コンテンツ・ブロッキングの影響が微小に留まれば、主力サービスの「Fluct」を軸に今後も順調な成長が期待できますので、買い場とも言えるかもしれません。

 

② みんなのウェディング

2番は元社長らによる売上の不正計上未遂事件で物議を醸したみんなのウェディング。
その後クックパッドによる買収が発表され、業績も徐々に上向いていることから直近数か月は上昇傾向となっている点を評価(?)して繋ぎの立ち位置です。

 

③ フリークアウト

クリーンナップ1番手は上場時なんかスゴそうな雰囲気をまとっていたフリークアウト。
しかし、その後業績は対して伸びず、もはや話題にもならなくなってしまいました。
曰く付き企業に挟まれてますが、こちらはそういった問題はありません。

 

④ gumi

上場ゴール企業の代表として名を馳せたgumi。まさに絶対的4番。王者の風格たっぷりであります。
上場後初の決算で黒字予想から一転、大幅赤字予想を出したことで炎上しました。
上場から3か月経たない期間での下方修正ということで、本当に上場ゴールを狙ったかのように見えてしまう、お粗末な対応だったと思います。

現在はファンキルがランキング上位に食い込んでおり、かろうじて一発屋の汚名は逃れていますが、株価復活にはさらに大きな玉が必要です。
上場時時価総額945億円と圧倒的存在感で、打線の中心的存在です。

 

⑤ CRI・ミドルウェア

5番は主にゲーム開発プラットフォームを提供するCRI。
あまり目立たないですが公募価格に対する騰落率-43.3%という列記とした上場ゴール企業。
こちらも期待された成長にはほど遠い業績となっており、3番のフリークアウトに勝るとも劣らない破壊力の持ち主。

 

⑥ クラウドワークス

クラウドソーシング関連銘柄として注目されているクラウドワークスは6番。
上場時赤字、その後もしばらく赤字が続くことはわかっていたのに、市場の成長可能性だけで割高価格が付いた摩訶不思議企業。
赤字垂れ流すにしてももうちょっとインパクトのある売上成長が欲しいところです。

 

⑦ ⑧ GMO TECH・GMO リサーチ

下位打線、まずはGMOチルドレン。
特にありません。

 

⑨ メドピア

ラスト9番はエムスリーとの違いがわからないメドピア。
他に比べればマシですが、下方修正がひびいてスタメン入りしました。

 

打線組んでの感想

打線組むと決めてから、あっさりと公募割れ銘柄をピックアップできちゃいました。
直近、日経平均も下がっているとはいえ、燦燦たる結果です。

これでは市場の信頼は得られず、2015年に入ってから初値に勢いがつかないのもやむを得ない状況です。
企業、証券取引所や証券会社はもちろんこういった結果は避けないといけないですし、投資家も成長性が疑わしい銘柄には投資しないよう開示情報をしっかりと見極める必要があると思います。

 

 - 株式投資