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エニグモ赤字決算。今後の株価を占う

      2015/11/03

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本日CtoCソーシャルショッピングサイトのBUYMAを運営するエニグモの第2四半期決算が発表されました。

第2四半期累計
売上 11.98億円 (前年比108.6%)
営業利益 -0.41億円 (前年5.68億円の黒字)

第2四半期のみで見ると
売上 6.27億円 (前年比116.1%)
営業利益 -3.1億円 (前年2.76億円の黒字)

大撃沈の結果となっております。

 

原因

6月から大々的に行ったマスキャンペーン等の広告宣伝費が上期だけで6.4億円に膨れ上がっている為です。

前期の決算発表で今期広告宣伝費に12億円ぶっ込むと宣言してますので、宣伝費用だけで言えばまだ道半ば。

第2四半期決算資料では、マスキャンペーンの売上インパクトは7月以降と書かれており、7月の売上前年対比は122%(注文高は131%)のようです。

通期計画達成は!?

仮に3Q、4Qも前年比130%の伸長を達成したとすると下期売上が15.37億円となり、
通期売上 27.35億円

広告費12億円ぶっこむとした場合
営業利益 2.26億円

の予想となります。

売上が計画を大幅に下回りますので、営業利益も計画を大幅に下回ることになります。

下期のCMが成功して3Q、4Qが前年比150%になったとしても
通期売上 29.71億円
営業利益 4.22億円

とこれでも計画は達成できません。

計画達成には下期売上前年比190%が必要ですが、これは不可能な数字でしょう。

そんな状況で経営は何を考えているのだろうか。

今決算で計画の修正が出なかったということは、8月以降相当な伸びを示しているのか、利益だけは確保に動くのか、10月にリリース予定のBUYMAグローバル版に期待しているのか。

いずれにしても今期計画、さらに中期ビジョンの2017年1月期営業利益30億円は赤信号の状況と言えます。(そもそも1Qの減収決算と6月CMの時のアクセス障害でなんとなく想像はしていましたが。)

 

気になる株価は?

さて、株価の方は1Q決算発表後、マスキャンペーンへの期待感とタイミングよく芥川賞を受賞したピースの又吉さんをCMに起用していたことによって、7/3に1,666円を付けましたが、その後下降し、本日終値で985円(時価総額210億円)となっております。

短期的にはバリュエーションはかなり高いと言えますので、明日以降さらに下がるでしょう。

但し、先ほどの予想の中の前年比130%を達成できれば、来期売上30億円、営業利益15億円は狙えるレベルですので、この半年で底を付けて再び上昇へと向かう可能性もあるでしょう。

ユニークなビジネスモデル、それからグローバル展開を控えている点で、引き続き長期で注目したい企業です。

 

 - 株式投資