最強の海外決済カード Sony Bank Wallet(ソニーバンクウォレット) 徹底解説

※2017/3/24更新

2016年1月から利用開始された、Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)をご存知ですか??

それまで、海外でクレジットカードを使うと、為替レートに上乗せして数%の手数料が、請求に乗っかってくるのが常識でした。

が、ソニーバンクウォレットは、そんな常識を覆すカードです。

今回は、海外旅行や出張、ワーキングホリデーなどの長期滞在、さらには日本での海外ECにも最適のソニーバンクウォレットの魅力をご紹介します。

 

 

Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)とは?

Sony Bank WALLET

Sony Bank Wallet公式サイト

Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)は、ソニー銀行が発行する、キャッシュカードと一体型のVISAデビットカードです。

発行手数料、年会費は無料です。

審査はありません、15歳以上なら発行可能です。

 

基本スペックはこちらの通りです。

年会費 無料
審査 なし
家族カード なし
ETCカード なし
利用限度額 0~200万円まで自身で設定
利用可能店舗 国内外(約3,800万)のVISA加盟店

 

デビットカードですので、ソニー銀行口座に紐付けて利用し、カード払いをすると、その瞬間に銀行口座から引き落とされます。(一括払いのみ)

VISAブランドのデビットカードですので、世界のVISA加盟店で、クレジットカードと同じように利用できます。

 

メリット① 最安コストで海外ショッピング

ソニーバンクウォレット最大の強みは、国内はもちろん、海外でのショッピングも手数料無料で利用できる点です。

ソニーバンクウォレット 仕組み

通常、海外でクレジットカードを使うと、為替レートに上乗せして1.数%~3%程度の手数料(ドルの場合)がかかりますが、ソニーバンクウォレットの場合は、そのコストを劇的に下げることができます。

ソニーバンクウォレットは、海外でのショッピングや、海外のECサイトでの購入など、外貨で支払う際、ソニー銀行の外貨預金の残高から引かれます。

予め、外貨預金をしておけば、支払い時の手数料無料で、決済することができます。(もちろん、日本円での決済も手数料無料です)

海外ショッピングの利用方法 – Sony Bank Wallet公式サイト

外貨預金可能な通貨と、外貨預金(両替)に必要な手数料は下記の通りです。

対象通貨 手数料
米ドル 15銭
ユーロ 15銭
英ポンド 45銭
豪ドル 45銭
NZドル 45銭
カナダドル 45銭
スイスフラン 45銭
香港ドル 9銭
南アランド 20銭
スウェーデンクローナ 9銭

※国内ショッピング額に応じた優遇制度により、手数料の割引があります

 

通常のクレジットカードに比べて、ドルでも、1ドルあたり2~3円ぐらいお得ですし、他のマイナーな通貨になればなるほど、よりお得になります。

さらに、外貨預金のタイミングは自分で決められますので、円高の時に外貨に替えておき、使いたい時に使うという運用が可能です。

口座管理手数料もかかりませんので、ずっと外貨を持っていても、コストはゼロです。

対象外の通貨だったり、外貨預金口座の残高が足りない場合は、1.76%の手数料がかかりますので注意が必要です。

ソニーバンクウォレットの海外利用が、他のクレジットカードや、外貨現金両替と比べて如何にお得か比べてみましたので、こちらも併せてご覧下さい↓

海外キャッシングは本当にお得?レート比較・ATM手数料・繰り上げ返済方法など

2018.08.08

 

 

メリット② 保険・補償も付帯

多くのクレジットカードと同様に、ショッピング保険や、不正利用に対する補償もあります。

  • Sony Bank WALLET で買い物した商品の破損・盗難などの損害は、年間50万円を限度に購入日から60日間、補償(自己負担額 5,000円/1事故あたり)
  • 紛失・盗難などにより、Sony Bank WALLET が第三者に不正利用された場合、通知が行われた日の30日前の日以降に発生した損害、1日あたり、利用限度額の範囲で補償

この点でも、外貨を現金で持つよりも、ソニーバンクウォレットの方が優れていると思います。

 

メリット③ キャッシュバック&ソニー銀行の使い勝手がUP

  • ソニーバンクウォレットを発行すると、ソニー銀行の他行宛振込手数料が月2回まで無料になります。(通常1回)
  • さらに、外貨預金の月末残高に応じての優遇制度があり、例えば外貨預金300万円以上であれば、他行宛振込手数料無料が月4回に、国内ショッピング利用時のキャッシュバック率が1%(通常0.5%)になります。

ソニー銀行について詳しくはこちら

ソニー銀行のメリット・デメリット(ATM手数料・金利・住宅ローンなど)

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ハワイで実際に使ってみた

先日、ハワイに行った際、現地での支払いにソニーバンクウォレットを使ってみました。

というよりも、ほとんどソニーバンクウォレットで払っていました。

子連れ(1歳半)ハワイ旅行2016 ① ~持ち物・事前準備・スケジュール編~

2016.11.01

 

ハワイでは、(クレジットカード対応店であれば)VISAが使えないお店はほとんどなく、エラーが起こることもなく、利用できました。

(利用明細の一部)

ソニーバンクウォレット 利用明細

 

注意事項

海外利用でメリットが多いソニーバンクウォレットですが、注意点もあります。

 

海外キャッシングはオススメしない

海外で外貨現金を手に入れる手段として有効な方法として、クレジットカードによる海外キャッシングがあります。

が、ソニーバンクウォレットを海外キャッシングとして利用する場合は、1.76%の手数料+海外ATM利用料216円を取られます。

ので、外貨現金を手に入れたい場合は、他の方法をオススメします。詳しくは↓

海外キャッシングは本当にお得?レート比較・ATM手数料・繰り上げ返済方法など

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外貨両替のレート・手数料:FXが一番お得はウソ?銀行・大黒屋・空港など徹底比較

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一部使えないお店はある

先ほど、ほとんどのお店で利用できたとお伝えしましたが、ソニーバンクウォレットは、クレジットカードではない故に使えないお店が存在します。

それは、ホテルやレンタカーなどです。

これらの店舗では、万が一施設や商品を破損させてしまった場合などに備えて、クレジットカードの登録が必須となっています。

デビットカードの場合、クレジットカードと違って与信枠が設定されていないため、お店側にとっては万が一の請求先として使えません。

海外に行く時は、必ず他のクレジットカードも併せて持参するようにしましょう。

ちなみに私のメインカードはこちら↓

ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードのメリットとデメリットと裏技

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さいごに

いかがでしたでしょうか?

2017年3月24日現在、ソニー銀行では、国内加盟店での買い物5,000円で1,000円分がキャッシュバックになるキャンペーンをやってます。

20161114_sonybankwallet_campaign

 

また、未だソニー銀行の口座を持っていない方は、ANAマイレージモールやJALマイレージバンクを経由するとマイルがもらえます!(上記キャンペーンと併用可能)

ANAマイレージモール

JALマイレージバンク

マイレージを貯めている方はぜひこちらもご覧下さい↓

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ソニー銀行について詳しくはこちら↓

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